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富士通テン、PCで車の音響調整が行なえるカーオーディオ
-スピーカーユニット7モデルも同時発売


7月1日発売

標準価格:8,820円~79,800円

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 富士通テン株式会社は、ハイエンドカーオーディオ「ECLIPSE(イクリプス) Sound Monitor」シリーズの高音質技術を継承したというCD/MDレシーバ「E5504CMT」を7月1日に発売する。また、2ウェイのトレードインスピーカーユニット6モデルと、センタースピーカー1モデルの計7機種も同日に発売する。各モデルの仕様と価格は下表の通り。

仕様 型番 価格
2DINカーオーディオ
CD/MD/MSレシーバ E5504CMT 79,800円
スピーカー
16cm径ウーファ
2cm径ツイータ
2ウェイセパレート
E1674GST 30,450円
17cm径ウーファ
2cm径ツイータ
同軸ユニット
E1734GT 22,050円
16cm径ウーファ
2cm径ツイータ
同軸ユニット
E1634GT 21,000円
17cm径ウーファ
2.5cm径ツイータ
同軸ユニット
E1714GT 11,340円
16cm径ウーファ
2.5cm径ツイータ
同軸ユニット
E1614GT 10,815円
10cm径ウーファ
2.5cm径ツイータ
同軸ユニット
E1014GT 8,820円
センタースピーカー
(7cm径フルレンジ)
+パワーアンプ
E504CSP 20,790円


■E5504CMT

E5504CMT

 CDデッキとMDデッキ、メモリースティックスロット、FM/AMチューナで構成されるCD/MDレシーバ。CD部はMP3/WMAファイルを収録したCD-R/RWの再生に対応。アンプ部の最大出力は50W×4ch(4Ω)のMOS FETアンプを内蔵。32MBのMGメモリースティックを同梱する。

 最大の特徴は、同社が提供するECLIPSE専用サーバ「E-iSERV」にPCでアクセスし、専用のWEBページ上でタイムアライメントやクロスオーバー周波数、パラメトリックイコライザの設定が行なえること。

E-iSERVとPCを使って高度な音響補正が可能

 設定はメモリースティック経由で本体にインプット可能。PCを使うことで、複雑な調整も簡単にカスタマイズできるという。また、測定用のマイクも付属しており、車中の周波数特性をユーザーが測定。その結果をメモリースティック経由でPCに転送し、E-iSERVで自動調整を行ない、再び補正データをカーオーディオに戻すこともできる。

 同社は「こだわりを持ったユーザーの細かいカスタマイズ要求に応えながら、専門的な知識や熟練した耳を持たない人でも手軽に高度な音場補正ができる」としている。

 ほかにも、MP3/WMA/ATRAC3などの圧縮音楽ファイルの欠落した音を補正するという「マルチハーモナイザー」、「24bit ADVANCED MULTI-BitΔΣD/Aコンバータ」などを搭載。ディスプレイはVFディスプレイを採用しており、3パターンの動画を再生して車内を演出するという。


■スピーカーユニット

SGX-TD5

 E1674GST/1734GT/1634GTの3モデルは、振動板にECLIPSE Sound Monitor「SGX-TD5」と同じ「A-MFコーン」を採用。均一性が高く、余分な振動を発生させないため、低域の歪み感のない再生音を実現したという。

 さらに、ボイスコイルを直接振動板に接着するボビンレス構造を採用。振動伝達のロスを低減したほか、90kHzまでの超高域再生に対応した。また、磁気回路内のひずみを低減するという「銅リング磁気回路」も採用している。

 また、コーンの背面で発生した空気の流れをスムーズに排出する形状を施したというアルミダイキャストフレームを使用している。

E1674GST E1634GT

 E1674GSTは、設置後でも角度が変えられる「可変ツイータ」を装備。ハイカットフィルターも用意する。

 E504CSPは、7cmのフルレンジユニットを搭載したセンタースピーカー。最大出力20Wのアンプを内蔵。銅キャップを採用することで、磁気回路に発生する電流ひずみを抑えたという。

E1614GT E1014GT E504CSP


□富士通テンのホームページ
http://www.fujitsu-ten.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.fujitsu-ten.co.jp/release/2004/20040518_1.htm
□関連記事
【2002年10月10日】富士通テン、車載用のタイムドメインスピーカー2機種を発売
―中高域用スピーカーに球形エンクロージャを採用
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20021010/ten1.htm

(2004年5月18日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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