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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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日本マランツ株式会社は、SACDマルチチャンネルやDVDオーディオ/ビデオ対応のユニバーサルプレーヤー「DV9500」を7月に発売する。価格は157,500円。カラーはゴールドとブラックを用意する。
上位モデル「DV-12S2」のオーディオ技術と最新の映像技術を結集した、というユニバーサルプレーヤー。SACD、DVDオーディオ/ビデオ、音楽CD、ビデオCD、SVCD、CD-R/RWの再生に対応し、MP3ファイルの再生もサポートしている。 デジタルインターフェイスとしてHDMI端子を搭載。HDMI対応のプロジェクタなどにフルデジタル伝送が可能になった。また、ビデオDACには、「DV-12S2」搭載の216MHz/12bitよりハイスペックな、216MHz/14bitのDACを搭載。14bit化により、色再現性や輝度階調再現性を格段に向上させたという。 IP変換やスケーリング部には10bitデジタル処理回路を搭載し、HDMI端子経由で480pの映像を720pや1080iにアップコンバートして出力可能となった。さらに、プログレッシブ回路も新開発のアルゴリズムにより、ジャギーの低減とシャープな画像を実現したという。 192kHz/24bitのCirrus Logic製オーディオDAC「CS4398」を、フロント2ch、サラウンド2ch、センター/サブウーファ用に合計3個搭載。また、独自の高速電圧増幅回路「HDAM」を採用した専用の独立オーディオ基板を採用し、ビデオ回路からの影響を抑えた。 ドライブメカは、同社のSACDプレーヤー「SA8400」で開発したマランツオリジナルドライブメカモジュールをベースに、DVD/SACD専用モジュールを新たに開発。同モジュールの採用により、見通しのよい音場空間を実現したという。周波数特性は4Hz~88kHz(DVDオーディオ)、SN比は130dB(DVDオーディオ)、ダイナミックレンジは110dB(DVDオーディオ)。
Cirrus Logic製の32bitオーディオDSPを搭載し、DTS96/24のデコードに対応。また、ヘッドフォン出力に専用DACを搭載し高音質化を図ったほか、ドルビーヘッドフォンにも対応する。同社では単体DVDプレーヤーでのドルビーヘッドフォン対応は世界初としている。 また、SACDの再生エリアをリモコンで選択できる「サウンド・モード」機能を装備。ディレイタイム、バスマネジメント調整機能も搭載し、DVDビデオ/オーディオのほか、SACD再生時にも調整できる。 映像出力はHDMIのほか、コンポーネント(RCA)×1、D2×1、S2映像×1、コンポジット×2。ホームオートメーションコントローラとの連携を可能にするRS-232C端子も装備する。音声出力は同軸デジタル、光デジタル、アナログ5.1ch、アナログ2chを各1系統搭載する。 消費電力は29W(待機時0.4W)。外形寸法は440×384×115mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約8.5kg。 □マランツのホームページ (2004年5月25日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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