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ビクター、世界初の「USBビデオクラス」対応DVカメラ
-新高画質エンジン「メガブリッド」搭載


GR-DZ7
6月下旬発売

標準価格 オープンプライス

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 日本ビクター株式会社は、USB 2.0でDV映像の転送を可能にする「USBビデオクラス」に世界で初めて対応したDVカメラ「GR-DZ7」を6月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は113,000円前後と見られる。愛称は「ベビームービースクエア」。

 1/3.6型212万画素(動画時123万画素、静止画時200万画素)のCCD、光学10倍ズームレンズを搭載するDVカメラ。ACアダプタ、バッテリ「BN-V408」、パソコン接続キットなどが付属する。対応OSは、Windows 2000/XP、Mac OS 9.0.4~9.2.2、Mac OS 10.1.5、10.2.1~10.2.8、10.3.1。ただし、USBビデオクラスはWindows XPのみで利用できる。

 USB 2.0でDV動画の転送を行なう「USBビデオクラス」に世界で初めて対応。USBビデオクラスは、USB経由の映像信号の送受信、および装置の制御(再生、停止、ズームなど)を行なうもので、将来はWindows XP SP2に標準で組み込まれる予定。

 株式会社ピクセラがUSBビデオクラス用LSIの量産を20日に発表しており、国内ではGR-DZ7が初の市場導入となる。ピクセラ製のビデオ編集ソフト「ImageMixer 2.0」が付属する。

 レンズはF1.8~F2.2、焦点距離48.7~487mm(動画時、35mm判換算)の光学10倍ズーム。静止画時の焦点距離は38.9~389mm(同)。最低照度は28ルクスで、ナイトアイ機能も搭載する。静止画撮影時はオートフラッシュも使用可能。液晶モニターは2.5型を搭載する。

 付属バッテリでの連続撮影時間は、ビューファインダー使用時が約1時間10分、液晶モニター使用時が約1時間。

 SDメモリーカードスロットも装備し、JPEGおよびMPEG-4での記録が可能。撮影シーンの始めの映像をサムネイルでメモリーカードに保存し、インデックスから選択することで再生を開始する「DVナビ機能」も搭載している。JPEGの記録解像度は,1,600×1,200/1,280×960/1,024×768/640×480ドット。

 画質面では、「スーパーハイバンドカメラ回路」、「3次元DNR回路」などを搭載した新開発の高画質エンジン「メガブリッド」を搭載。暗いシーンでのノイズを約30%低減するという。また、エッジ部のチラつきを抑え、「クリアな映像で撮影できる」としている。静止画記録では、独自の補間処理で色ノイズを低減したとしている。

 S/AV/編集端子、DV入出力端子、USB 2.0端子、外部マイク端子、DC端子、ヘッドホン端子を装備。外形寸法は62×115×101mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約560g(本体のみ)となっている。

□ビクターのホームページ
http://www.jvc-victor.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.jvc-victor.co.jp/press/2004/gr-dz7.html
□関連記事
【5月20日】ピクセラ、USB 2.0でDV映像をキャプチャする変換ケーブル
-USB Video Classに初めて対応、6月に発売
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040520/pixela.htm

(2004年5月28日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]


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