◇ 最新ニュース ◇
|
||
【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
||
|
ローランド株式会社は、「EDIROL」ブランドの新製品として、24bit/96kHzに対応したUSBオーディオ/MIDIインターフェイス「UA-25」を7月下旬に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は25,000円前後の見込み。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。Mac OS 9、10.2以上。 バスパワードで動作するUSB(1.1)オーディオ/MIDIインターフェイス。フロントパネルにファンタム電源対応XLR/TRSコンボジャック入力を2系統(INPUT2はハイインピーダンス対応)、ヘッドフォンジャックを1系統装備。背面には光デジタル入出力、MIDI入出力を各1系統、アナログ出力はTRS/RCAの各1系統備える。
24bit/96kHzの音声入出力に対応。突然の過入力でもデジタル変換時のクリップ・ノイズを押さえ、最大レベルを保つことができるという新開発のアナログ・リミッター回路を搭載。入力ソースの音量が一定しない場合でも、信頼性の高いレコーディングが行なえるという。 電源はUSBから供給されるが、送られた電気を本体内部でローノイズ/ワイドレンジ化し、電源として再生成。ノイズの低減を図っている。さらに、高精度の周波数カウンターも備えており、精度の高いオーディオ・クロックを生成。透明感のあるサウンドと、安定動作を実現したという。 ドライバはWDM、ASIO 2.0、CoreAudioなどに対応。ASIO 2.0以外のソフトウェアでもダイレクトモニタでき、フロントパネルにハードウェア・ダイレクト・モニタリング用スイッチも装備。さらに、モニタ時のステレオ/モノラルの切り替えもサポートする。 外形寸法は164×133×46mm(幅×奥行き×高さ)。重量は554g。金属製の筐体を採用している。なお、同モデルはUA-5に続き、ソニーのVAIOに付属する「SonicStage MasteringStudio」の推奨デバイスに指定されている。
□製品情報(UA-25)
■ノートPCがあれば、どこでも音楽が作れる
DTMP開発部長の近藤公孝取締役はUA-25について、「'98年から販売しているUSBオーディオインターフェイスの決定打と言える製品。USBバスパワードで使いやすく、ノートPCがあればどこでも音楽が作れる」と解説。さらに、「こういった簡単に使用でき、かつ高機能な製品を今後も提供し、音楽制作市場の底上げをしていきたい」と抱負を語った。
なお、同社はUA-25の発売に合わせ、既に販売している下位モデル「UA-20」のパッケージをリニューアルし、「UA-20X」として7月下旬から発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は18,000円前後の見込み。
さらに、ギタリスト仕様のレコーディング・ソフト「Guitar Tracks」に、最新のSONAR 3.1.1のコアエンジンを投入した「Guitar Tracks Pro3」(オープンプライス/店頭予想価格:2万円前後)を6月下旬に発売。Cakewalkと共同開発したGrooveboxのソフトウェア版というコンセプトのグルーブ作成ソフト「Cakewalk KINETIC」(オープンプライス/同15,000円前後)を8月上旬にリリースする。 また、7月上旬にはSONAR直系のDAWアプリケーション「Cakewalk HOME STUDIO」のバージョンアップ版「Cakewalk HOME STUDIO 2004/2004XL」も発売される。価格はオープンで、店頭予想価格は2004が17,000円前後、2004XLが23,000円前後の見込み。どちらも従来バージョンに「Cakewalk VST Adapter」を追加したもので、パッケージもリニューアルされている。
□製品情報(UA-20X)
□ローランドのホームページ
(2004年6月14日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c) 2004 Impress Corporation All rights reserved. |
|