日立、55V型プラズマテレビ3,500台で蒸気が出る不具合 －発煙・発火の危険なし。無償点検・交換を受付

　株式会社日立製作所は26日、プラズマテレビ「W55-P5500S」、「W-55P5500U」、「W55-P5500L」について、無償点検・修理を行なうことを告知した。「ごくまれに使用中、白い蒸気が出るため」としている。

　モニター部に使用している抵抗器の一部に不具合品が混入し、電解コンデンサの安全弁が作動し、内部の電解液が蒸気化するのが原因。発煙・発火などの危険はないという。

W55-P5500S	W55-P5500U

　対象となるのは、2004年2月から2004年6月まで製造された55V型のプラズマテレビ「W55-P5500」シリーズ。製造番号は、G4B000001～G4F003420(W55-P5500S/P5500U)、G4B000001～G4F003420(W-55P5500L)。W-55P5500Lは、ヤマダ電機の専用モデル。

　対象台数は3,564台。このうち1,009台については「安全な抵抗器を使っていることを確認している」(同社)という。また、市中在庫については回収を開始し、今後出荷するモデルは対策済みだとしている。

　点検・修理の申し込みは下記のフリーダイヤルで受け付ける。受付時間は9～19時(8月31日まで)、9時～17時(9月1日以降、土日祝日除く)

□日立のホームページ
http://www.hitachi.co.jp/
□ニュースリリース
http://av.hitachi.co.jp/w55/
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