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BD-ROM物理フォーマットが承認。製造メーカーなどに仕様を公開
-2005年後半の市場立ち上げを目指す


Blu-ray Discインフォーメーションセミナーにソニーが出展した1層(右)/2層(左)BD-ROMメディア

8月11日(現地時間)発表


 Blu-ray Disc Founders(BDF)は11日、BD-ROM物理フォーマットVer.1.0を承認し、ディスク製造関連メーカーや関連業界に広く仕様を公開すると発表した。

BDのロードマップ

 BD-ROMは、Blu-ray Discのパッケージメディア向けの再生専用規格。ベアディスクをサポートし、容量は1層25GB/2層50GBとなる。

 BDFでは、今回の仕様公開により、ディスク製造メーカーがBD-ROMディスクの製造ラインの準備を進めることができるなど、「BD-ROMの立ち上げに向け重要なステップとなる」と位置づけている。

 Hewlett-Packardのオプティカルストレージソリューション部門ゼネラルマネージャのモーリーン・ウェーバー氏は、「Blu-ray Disc(BD)は、2005年後半に各社から発売される、BD-ROMプレーヤー、PCドライブ、パッケージソフトのスケジュール通りで策定されている。家電機器メーカー、PCメーカー、メディアメーカーの力強い支持を受け、市場のあらゆるセグメントで多様な製品が登場することが予想される」とコメントしている。

 なお、BD-ROMの論理フォーマットの策定は終わっておらず、H.264などのアドバンスドコーデックやネットワーク対応などの議論を進めながら2004年度末にVer.0.9を策定。Ver.1.0のリリースは2005年を見込んでいる。

□Blu-ray Discホームページ(英文)
http://www.blu-raydisc-official.org
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(2004年8月12日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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