◇ 最新ニュース ◇
|
||
【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
||
|
ソニーは、SACD/CDトランスポート「SCD-DR1」を9月21日に発売する。価格は126万円。リモコンが付属する。
同社のデジタルアンプ「TA-DR1」や「TA-DA9000ES」などとの組み合わせを想定し、i.LINK出力を装備した同社のリファレンスSACD/CDトランスポート。
ドライブ部は、光学ピックアップやドライブモーターなどを搭載したベースユニットを、強固なシャーシに固定するリジッドマウント方式を採用。ローディング機構は、トレイが水平にボディ内へ引き込まれた後、垂直に降下してベースユニットへディスクを運ぶトレイローディング方式を新たに開発した。
出力端子は、i.LINK、光、同軸、バランスドデジタルを各1系統装備。さらに、DACも搭載しており、アナログのステレオ出力も1系統搭載している。なお、i.LINK端子はマルチチャンネルのDSDデータも伝送できるほか、H.A.T.S(High Quality Digital AudioTransmission System)にも対応している。
デジタル出力部とDACの直近には、それぞれマスタークロックを配置。信号処理の時間軸精度を高め、ジッタの低減を図っている。さらにワードシンク入力も備えており、外部クロックを利用することもできる。
電源部は、デジタル系、アナログ系、サーボ系を独立させ、それぞれにRコアトランスを搭載。サーボ系の電圧変動がデジタル信号処理与える悪影響を排除し、クリーンなデジタル信号出力を実現したという。また、アナログ信号処理部では、電源を通じて侵入する高周波ノイズも遮断している。 筐体は、最大15mm厚のアルミ削り出しブロックのフレームと、ベースユニットを固定する梁で構成。外形寸法は340×465×140mm(幅×奥行き×高さ)で、質量は18.5kg。横幅が340mmと、TA-DR1(456mm)やTA-DA9000ES(430mm)を含む、一般的な高級コンポーネントよりもコンパクトになっているが、同社は「強度や振動対策などを考慮し、オーディオコンポーネントの常識にとらわれず、音質向上のために考え出したサイズ」と説明している。
(2004年8月12日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c) 2004 Impress Corporation All rights reserved. |
|