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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社インフォシティは、6チャンネル最長17日間分を録画できるHDDレコーダ「TeraTANK-LE」の受注を11日より開始した。同社サイトでのみ販売し、価格は84万円。限定30台となっている。 決済は銀行振り込みのみ。納期は入金確認後1カ月程度としている。送料が別途必要。RFケーブル計8本や、RF2分配器×1、RF3分配器×2が付属する。 放送業者向けのマルチレコーダ「TeraTANK」を個人向けにアレンジした製品。300GB HDDを3台、地上アナログチューナ3系統を搭載した本体2台と、LAN接続したパソコン上で再生・制御するソフトウェア「TeraVIEWER」で構成される。対応OSはWindows XP。映像出力は持たず、直接テレビでは視聴できない。ただし、テレビなどで見るためのSTBを発売予定だという。
6チャンネル分をHDDに順次録画し、蓄積期間を過ぎたものから1分単位で自動削除するシステム。一般の民生用レコーダと異なり、番組単位の予約録画は行なえず、録画したものを番組表(ADAMS-EPG+)から選択して視聴するスタイルをとる。2台の本体のうち、制御ソフトエンジン「TeraCONTROL」を搭載した「TTLE-U1」が、もう1台の「TTLE-U2」を制御する。パソコンとの接続設定はインターネットブラウザ上から行なう。 番組表内のキーワード、ジャンル検索が可能で、録画済の番組なら番組ごとに視聴・保存が可能。また、映像の任意の箇所にブックマークを追加したり、ブックマーク間を再生・保存する機能も備えている。対応チャンネルは、VHF1~12ch、UHF13~62ch、CATV C13~C16ch。 映像記録はMPEG-2で行ない、解像度は720×480/352×480ドット。1.3(長時間)/2.5(標準)/4.0(高画質B)/6.0(高画質B)Mbpsの映像ビットレートを選択でき、チャンネル毎にビットレートを個別に設定することも可能。録画日数は順に約17/9/5.6/3.7日。音声はMPEG-1 Layer2で、160kbps、または224kbpsで記録。ただし、160kbpsは映像1.3Mbps時のみ選択可能。音声多重・ステレオ放送にも対応する。 早送り/早戻しに加え、7/15/30秒や1/5/10/30分、1時間、1日間隔でのジャンプも可能。さらに、日付を直接指定しての頭出しにも対応する。 高画質化機能として、ゴーストリデューサ、3次元YC分離、デジタルノイズリダクションも装備。外部入力としてS映像×6系統、コンポジット×6系統、アナログ音声×6系統を備える。外形寸法および重量はTTLE-U1/U2とも共通で、360×345×143mm(幅×奥行き×高さ)、約9.6kg。 同社は、株式会社エルザジャパンのテレビキャプチャカード「EX-VISION 1500TV」(7月発売)に採用されたマルチチューナ対応録画・視聴ソフト「INFO.TV Plus」を開発した企業。 □インフォシティのホームページhttp://www.infocity.co.jp/ □製品情報 http://www.infocity.co.jp/teratank/le/ □関連記事 【5月10日】ソニー、TVチューナ7系統搭載VAIOコンセプトモデルを公開 -1TB HDD搭載のPCベースのレコーダ「type X」を年内投入 http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040510/sony3.htm 【2月24日】JCC、1週間6chを録画できる2.25TBレコーダ「BigChannel 2」 -新サービス「リアルクロックナビゲーション」も開始 http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040224/jcc.htm (2004年8月18日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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