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バンダイビジュアル株式会社は、'98年に放送、DVD化されたテレビアニメ「カウボーイビバップ」全話の音声を5.1ch化したDVD-BOX「カウボーイビバップ 5.1ch DVD-BOX」を発売する。発売日は12月23日。価格はディスク7枚組みで42,000円。初回限定生産となっており、予約の締切日は11月17日。 テレビシリーズのDVDは、第1巻が'98年12月に発売され、以降'99年8月までに計9巻が発売された。映像は4:3のスタンダードサイズで、音声もテレビ放送時と同じステレオで収録していた。 12月に発売されるDVD-BOXは、全26話の音声をドルビーデジタル5.1ch化(一部ステレオ)したもの。映像は4:3のスタンダードサイズで収録している。なお、2001年7月と9月に、監督によるセレクションと人気投票で選ばれたエピソードが5.1ch化され、「COWBOY BEBOP the compilation」として3話ずつ、2巻(計6話)発売されているが、DVD-BOX収録にあたり、この6話も新たにサウンドリニューアルされる。 DVD-BOXは片面2層ディスクの7枚組み。価格は42,000円で、既発売の単品版を購入するより20,370円低価格になっている(通常版:7,140円×8巻+5,250円=62,370円)。 音声特典としてスタッフやキャストによるオーディオコメンタリーを収録。さらに、特典映像として'98年12月に単品版DVDに先駆けて発売された「カウボーイビバップ Session#0」の内容を収録。Session#0は、オープニングテーマのミュージッククリップや、渡辺信一郎監督、音楽を担当した菅野よう子のインタビューなどを収録したもの。 ジャケットはキャラクターデザインを担当した川元利浩の描き下ろしを含む「よせあつめジャケット」仕様。ライナーノーツも同梱している。 アニメ「カウボーイビバップ」は、JAZZとアニメーションをセンス良く融合させ、「近年最もクールなアニメ」と称された作品。'98年4月よりテレビ東京系にて13話で放送。夕方の6時という放送時間帯にも関わらず、ハードボイルドでストイックな人間ドラマを展開。そのクオリティの高さから一躍話題となり、同年10月よりWOWOWで全26話を放送した。2001年には劇場版も公開。海外でも高い評価を得て、監督の渡辺信一郎は「アニマトリックス」にも参加している。 物語の舞台は宇宙時代を迎えた21世紀の太陽系。惑星間に散らばった犯罪者を捕らえるため、賞金稼ぎ制度が導入されており、賞金稼ぎ達はカウボーイと呼ばれていた。主人公のスパイクと、相棒で元刑事のジェットもそんな賞金稼ぎの一員。ひょんなことから行動を共にすることになった詐欺師のフェイ、ハッカーのエドらと共に、何者にも束縛されない、気ままなその日暮らしが展開する。 シリーズ構成は信本敬子。音楽は菅野よう子。声の出演は山寺宏一、石塚運昇、林原めぐみ、多田葵ほか。
(2004年8月24日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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