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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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松下電器産業株式会社は、デジタルレコーダ「DIGA」シリーズの新モデル機種を、9月21日から順次発売する。価格はいずれもオープンプライス。各モデルの発売時期は下表の通り。
■ 高速ドライブや2番組録画・野球延長・PC接続などを搭載
VHSビデオ一体型の「E250V」を除き、いずれのモデルもドライブは5倍速 DVD-RAM、8倍速 DVD-Rに対応。EP8時間録画モードを使用した際、8倍速DVD-Rに64倍速ダビングが可能。また、E87Hを除き、ジョグシャトルリモコンを同梱する。 最上位モデルの「E500H」はEthernet経由でPCや、他のE500Hと連携が可能。PCから録画予約やタイトル入力が行える「ディーガマネージャー」機能。LAN経由で本体に録画した番組(MPEG-2)を他のE500Hで視聴したり、ネットワーク接続したPCで、MPEG-4やJPEGの閲覧、番組のタイトル入力、E500Hのリモートコントロールが行なえる。また、DIMORAを使った携帯電話経由の録画予約もサポートする。 E330HとE220Hは地上アナログダブルチューナを内蔵。HDDに2番組を同時に録画できる「どっちも録り」機能を備えた。EPGは野球延長がある場合、自動的に録画予約を修正する機能もサポートしている。
■「パナソニックAV機器史上で最強のラインナップ」 都内で開催した発表会では、パナソニックマーケティング本部長の牛丸俊三常務がレコーダ市場の展望を解説した。
まず、アテネ五輪によるデジタル特需で、レコーダの認知と話題性が高まったと説明。その中でDIGAシリーズは首位を走り、国内シェアは35%とした。同社製DVDレコーダの累計台数は150万台を突破したという。 こうした話題性により、「いわゆるアナウンス効果が出始める」とし、「五輪以後は普及が一気に加速する。五輪は単なるきっかけ。年末に向けて普及率は15%を越えるだろう」と強気の見解を示した。2004年の国内出荷を350万台と予測し、2004年度の目標シェアを「40%にまで高める」とした。 また、DIGAシリーズの特徴を消費者アンケートの結果を交えながら解説した。消費者がレコーダ購入時に重視するのは「信頼性」、「使いやすさ」、「機能」、「画質」とし、DIGA購入者の場合、信頼性が61%、使いやすさが58%、機能が51%、画質が45%から評価を得たと説明した。 普及が進展する中、ユーザー層の多様化を指摘した。買い替えを求めるマニア層を筆頭に、ファミリー、入門者と幅が出てきており、さらにリビング、プライベートルーム、薄型テレビ所有者など、環境によるニーズの細分化も拾わなければならない。今回のラインナップでは、E500Hがマニア層、E330H/E220Hがファミリー、E87Hが入門者にターゲットを据えているという。 なお秋冬商戦では、今回のE500H、E330H、E220H、E87H、E250Vに加え、フラッグシップのE700BD、単体機のE55、3in1モデルのE250V、2in1のE150Vが併売され、計9機種のラインナップになる。牛丸氏は「パナソニックAV機器史上、最強のラインナップ」と自信を見せた。 単体機がついに1機種に縮小されたが、これは「国内市場で単体機のシェアは5%ほど」という実績からだという。
□松下電器のホームページ
(2004年9月8日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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