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ビクター、THX Ultra 2規格に準拠したAVアンプ
-CCコンバータなど、独自の「K2テクノロジー」を導入


11月上旬発売

標準価格:21万円

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 日本ビクター株式会社は、THX Ultra 2規格に準拠したAVアンプ「AX-V5500」を11月上旬に発売する。価格は210,000円。

 ルーカスフィルムが提唱しているマルチチャンネルアンプの最高規格「THX Ultra 2」に対応したAVアンプ。定格出力は150W×7ch(6Ω)。7chを左2ch、右2ch、センター3chの3組に分離し、それぞれの電源の整流回路から独立させる「インディペンデント・パワーサプライ」を採用。高音質を実現したという。

 デコーダはTHX SURROUND EXをはじめ、ドルビーデジタルEX、DTS ES、DTS 96/24、DTS NEO:6、ドルビープロロジック IIx、MPEG-2 AACなどに対応。TI製の64bit DSP「Aureus」を採用しており、5.1chを7.1chに最適化する「THX ULTRA2 CINEMA」、「THX MUSIC MODE」なども利用できる。

 また、独自の音質改善技術「K2テクノロジー」を導入。デジタル化による音質変化を抑える「Extended K2プロセシング」に加え、圧縮デジタル音声を高音質化する「CC(コンプレッション・コンペンセイティブ)コンバーター」をフロントとセンターチャンネルに搭載した。

 ほかにも、全チャンネルに192kHz/24bitのPEM DDコンバータを搭載。コンポジットとS映像の相互変換と、コンポジット/S映像をコンポーネントに変換するビデオアップコンバータや、MMカートリッジ対応のフォノイコライザなども備えている。

 映像入力端子はコンポジットとS映像を各5系統、コンポーネントとD5を各2系統用意。音声入力はアナログ2chを10系統、アナログ7.1chを1系統、光デジタルを4系統、同軸デジタルを3系統装備。映像出力はコンポジットとS映像を各2系統、モニター出力としてコンポジット、S映像、コンポーネント、D5を各1系統用意。音声出力はアナログ2chを4系統、アナログ7.1chと光デジタルを各1系統備える。

 外形寸法は445×475×177mm(幅×奥行き×高さ)。重量は25kg。消費電力は630W。マルチブランドリモコンが付属する。


□日本ビクターのホームページ
http://www.victor.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.victor.co.jp/press/2004/ax-v5500.html
□関連情報
http://www.victor.co.jp/audio_w/product/hifi/ax-v5500/index.html
□関連記事
【2002年9月30日】ビクター、K2テクノロジー「CCコンバータ」搭載AVアンプ
―DSPにTIの64bit「Aureus」を採用
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020930/victor1.htm

(2004年9月13日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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