松下、324万画素/MPEG-4記録に対応した薄型「D-Snap」 －大容量バッテリの音楽プレーヤーモデルも用意。連携ソフトも同梱

10月30日より順次発売 標準価格：オープンプライス 連絡先：お客様ご相談センター 　　　　　Tel.0120-878-365

　松下電器産業株式会社は、MPEG-4記録に対応した小型動画カメラ「D-snap」2機種を10月30日より順次発売する。9.9mmの薄型モデル「SV-AS30」が10月30日より発売、大容量バッテリモデル「SV-AS3」が11月27日より発売される。価格はともにオープンプライスで、店頭予想価格は「SV-AS30」が34,000円前後、「SV-AS3」が28,000円前後。

■ SV-AS30

ボディカラーはシルバー(-S)、ブラック(-K)、ブラウン(-T)

　SDメモリーカードを使った静止画/動画の撮影に加え、オーディオプレーヤー機能も搭載した小型動画カメラ。モニター付きの320万画素デジタルカメラでは世界最薄という、厚さ9.9mmのスリムなデザインを採用している。ボディカラーはシルバー(-S)、ブラック(-K)、ブラウン(-T)の3色が用意される。

　2003年10月発売の「SV-AS10」の後継機となる製品で、CCDが総画素334万画素/有効324万画素(従来は200万画素)となったほか、動画記録形式がMotion JPEGからMPEG-4となるなど、大幅な変更が行なわれている。

　レンズは単焦点。回転機構を採用しており、自分撮りなども気軽に行なえる。デジタルズームは4倍。約10cmの近接撮影が可能なマクロ機能も搭載する。ISO感度はオート/100/200/400が選択可能。

回転式のレンズを搭載する	右端にヘッドフォン端子を装備する	左端にマイクや電源ボタン、PLAY/REC切り替えボタンなどを装備する

リモコンも付属する

　さらに、付属のヘッドフォンリモコンにシャッターボタンを搭載。カメラを構えずに撮影できる。静止画の記録サイズは、2,016×1,512ドット/1,920×1,080ドット(HDTVモード)/1,600×1,200ドット/1,280×960ドット/640×480ドットの5種類から選択可能。本体背面に1.5インチの液晶モニターを搭載する。

　MPEG-4での動画記録に対応し、解像度/フレームレートは320×240ドット/30fps(Extra Fine)、320×240ドット/15fps(Super Fine)、320×240ドット/10fps(Fine)、176×144ドット/10fps(Normal)、176×144ドット/6fps(Economy)。レジューム機能も新たに搭載した。VIERAやDIGAのSDメモリーカード録画機能で録画したMPEG-4の視聴も行なえる。

　ポータブルオーディオプレーヤーとしての機能は、AAC/WMA/MP3の音声フォーマットに対応。従来モデルでオーディオプレーヤーとして利用する場合には、別途ジュークボックスソフト「SD-Jukebox」を購入する必要があったが、SV-AS30では製品に「SD-Jukebox Version 4.1」がバンドルされる。また、内蔵マイクを使ったボイスレコーダとしても利用できる。

　操作部には、SV-AS10を踏襲したジョグボールを搭載。新たに録画時に赤、再生時に緑に点灯する「光るジョグボール」とすることで、モードの確認が一目でできるようになった。また、MODEボタンとMENUボタンを独立させ、MODEの切り替えが直ぐに行なえるようにGUIも変更された。

新たに液晶下にMODEボタンを装備した。ジョグボールは再生中に緑に点灯する	録画モード時には赤く点灯する	オーディオ再生画面

USBクレードルが付属する

　PCとの連携にはSDメモリーカードもしくは付属のUSBクレードルを利用する。パソコンを介さずにカメラとプリンタをダイレクト接続し、印刷できる「PictBridge」にも対応している。

　バッテリ駆動時間は18時間(音楽再生時)/約70分(MPEG-4連続撮影時)/約160分(MPEG-4連続再生時)/約140枚(JPEG撮影時)。外形寸法は51.5×9.9～14×103mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約58.5g(本体のみ)/75g(SDカード/バッテリ含む)。

■ SV-AS3

シルバー(-S)/ブルー(-A)/オレンジ(-D)/ライトブルー(-AA)の4色が用意される

　SV-AS30の機能を踏襲しながら、オーディオプレーヤーとしての機能強化を図り、バッテリ容量を2倍に増やしたモデル。

　ボディカラーはシルバー(-S)/ブルー(-A)/ライトブルー(-AA)/オレンジ(-D)の4モデルが用意される。AS30との違いは大きさやバッテリ容量に加え、レンズが回転しないこと。また、操作体系はAS-30と同様だが、AS3にはジョグボールの左右にボリュームボタンを装備し、オーディオプレーヤーとしての使い勝手向上を図っている。

　バッテリ駆動時間は36時間(MP3再生時)/約140分(MPEG-4連続撮影時)/約300分(MPEG-4連続再生時)/約260枚(JPEG撮影時)。外形寸法は52.5×18.9～21.2×88.7mm(幅×奥行き×高さ)、重量は75.1g(本体のみ)/103.7g(SDカード/バッテリ含む)。USBクレードルは付属しないが、本体にUSB端子を装備し、USBケーブル経由でパソコンと連携できる。

本体。レンズは回転しない	1.5型液晶を装備。光るジョグボールの左右にボリュームボタンを装備するのがAS30との違い	SDカードや交換式のバッテリを内蔵する

AS3ではUSBの直接接続も可能となっている	電源ボタンやREC/PLAYボタンを装備する

□松下電器産業のホームページ
http://www.matsushita.co.jp/
□製品情報
http://panasonic.jp/d-snap/
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030911/pana2.htm
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(2004年9月21日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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