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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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松下電器産業株式会社は、小型動画カメラ「D-snap」シリーズを一新した。 MPEG-2録画に対応した「SV-AV100」や、MPEG-4対応の「SV-AV50」、従来モデル同様のデザインを採用した「SV-AV35」、9.9mm厚の「SV-AS10」の4モデルが10月10日より順次発売される。価格は全機種オープンプライス。発売時期や店頭予想価格は以下の通り。 なお今回発表された新製品は、同社の直販サイト「パナセンス」で、恒例のモニター販売を実施する。
従来SDメモリーカード対応のMPEG-4ムービーカメラの総称として使われてきた「D-snap」だが、今モデルからはMPEG-4に限らずMPEG-2やMotion JPEGの撮影に対応したモデルも登場し、ロゴも一新された。ロゴの変更について同社では、「従来、D-snapは日本で使っていた愛称だが、今後グローバルに統一することにし、あわせてロゴも一新した」と理由を説明している。
D-snapの持ついつでも、どこでも、気軽に生み出す楽しさを「Have you D'snapped today?」のメッセージに託した。
「しかし、松下の製品はそれぞれの商品のカテゴリで好評価を得ているが、全ての機器を持ち歩くにはかさばりすぎ、重すぎる」。「この点を解決できるものこそ、SDメモリーカードを採用したD-snapである」と、D-snapのコンセプトを説明した。
D-snapの出荷台数については、「前モデルがトータルで約5万台。今回のモデルは50万台が目標」とした。また、世界戦略として「SV-AS10とSV-AV100を世界同時発売し、残りの2機種は順次発売する。米国では以前のモデルから人気があり、初代機は日本の4~5倍売り上げている。今回も全世界的に売り出し、比率としては日本を1とすると、日本以外が3程度を考えている」という。 CMキャラクターには、引き続き浜崎あゆみさんが起用された。パナソニックマーケティング本部本部長 牛丸俊三氏は、「浜崎さんにはD-snap、LUMIX、Dockin' style MD、ミニコンポのCMキャラクターをお願いしているが、百発百中、全てヒット商品となている。今回も、ファッションリーダの浜崎さんに期待したい」と採用理由を説明した。
■ SV-AV100
MPEG-2録画に対応した最上位モデル。記録メディアはSDカードで、512MBメディアが同梱される。D-snapで撮影し、DVDレコーダ「DIGA」のメモリーカードスロットからHDDに保存できるほか、DIGA(DMR-E100H/E200H)で録画したMPEG-4動画の再生も可能となっている 外形寸法/重量は、33.2×64.9×89.8mm(幅×奥行き×高さ)/156g(本体のみ)。同社では、「世界最小/最軽量のカードサイズムービーカメラ」としている。 CCDは1/6型68万画素(有効34万画素)。光学10倍ズームレンズ(F1.8~2.3/35mm換算43.7~437mm)を搭載し、デジタルズームは25倍。電子式手ぶれ補正も備えている。 □「SV-AV100」のニュースリリース http://matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn030911-5/jn030911-5.html ■ SV-AV50
MPEG-4での録画に対応した動画カメラ。撮影時にレンズとモニターが飛び出す「マジックアクション」機構が特徴。 1/3.2インチ215万画素(有効195万画素)CCDを搭載、レンズは単焦点。MPEG-4/30fpsでの動画撮影に対応するほか、静止画撮影やMP3/AACの音楽再生にも対応する。DIGA(DMR-E100H/E200H)で録画したMPEG-4動画の再生も可能。 操作は新開発の「ジョグボール」で行ない、高速かつ簡単な出画が可能という。
□「SV-AV50」のニュースリリース
■ SV-AV35
昨年12月に発売した従来モデル「SV-AV30」のデザインイメージを引き継いだMPEG-4動画カメラ。 従来モデルでは1/4インチ34万画素CMOSを採用していたが、「SV-AV35」では1/3.2インチ211万画素(有効195万画素)CCDに一新されている。最高でMPEG-4/30fps(従来モデルは15fps)の撮影が可能になった。MP3/AACの音楽再生や、DIGAで録画したMPEG-4動画の再生も可能。 □「SV-AV35」のニュースリリース http://matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn030911-4/jn030911-4.html ■ SV-AS10
モニター付きのデジタルカメラでは世界最薄という9.9mm厚の動画デジタルカメラ。200万画素CCDを採用し、レンズは短焦点で、デジタルズームは1~4倍。約10cmのマクロ撮影に対応する。 動画記録形式はMotion JPEG。ボイスレコーダ機能も搭載している。WMA/MP3/AACの音楽再生にも対応する。
□「SV-AS10」のニュースリリース ■ SDアクセサリーセット/SDオーディオ PCレコーディングソフト D-snapの発売に併せて、D-snapに対応したオーディオソフト「SD-Jukebox Version 4 Light Eiditon」と128MB SDカードをセットにした「SDアクセサリーセット」(VW-SJK10)が10月10日に、SD Jukebox Version 4 Standard Edition「SDオーディオ PCレコーディングソフト」(SH-SS20)が11月15日に発売される。対応OSは、Windows 98 SE/Me/2000/XP。 価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は「SDアクセサセリーセット」が8,000円、「SDオーディオ PCレコーディングソフト」が4,000円の見込み。 SD-Jukeboxは、D-snapで音楽再生するためにSDカードに音楽を転送するソフト。AAC/MP3/WMAに対応し、音楽の印象から選曲できる「ミュージックソムリエ」機能などを搭載する。Version 4では新たに、ノンセキュア音楽ファイルのPCでの再生、ドラッグ&ドロップでのSDカードへの書き込み、3Dサラウンド機能「ハイパーサラウンド」(Standard Edition)などが追加された。 Light Eiditonは、CDからのMP3エンコード機能や、ハイパーサラウンドなどの機能がStandard Editionから削除されている。
□「SDアクセサリーセット/SDオーディオPCレコーディングソフト」のニュースリリース
□松下電器産業のホームページ (2003年9月11日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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