東芝、実売5万円のハイブリッドレコーダ「RD-XS24」 －「WEPG」に対応し、「ネット de ナビ/ダビング」も利用可能

11月上旬発売 標準価格：オープンプライス 連絡先：DVDインフォメーションセンター 　　　Tel.0120-96-3755 　　　Tel.0570-00-3755(携帯電話・PHS用)

Ethernet端子を備えている

　実売5万円と低価格ながら、Ethernet端子を備えたハイブリッドレコーダ。10月1日に発売される「RD-XS34」のHDD容量を160GBから80GBに減らした下位モデルとなっている。そのほかの仕様はXS34とほぼ同じだが、筐体の高さがXS34の78mmから、58mmに薄型化している。

　PCや携帯電話から録画予約などが行なえる「ネット de ナビ」機能が利用できるほか、XS53/XS43で搭載された「ネットdeダビング」機能も搭載しており、LANで接続されたXS53/XS43以降のRDシリーズ間で録画済みのコンテンツがダビングできる。ただし、コピーワンスコンテンツはダビングできない。

　また、本体での録画予約や、録画したコンテンツの番組名の変更、DVDへの高速ダビングなど、利用頻度の高い機能をまとめた「簡単ナビ」も備えており、初心者でも使いやすいとしている。

　DVDドライブはDVD-R、DVD-RAM、DVD-RWに対応。ただし、カートリッジ付きのDVD-RAMはサポートしていない。書き込み速度はDVD-Rが4倍速。DVD-Rの片面に約8時間の録画ができる「MN1.0Mbps」モードも備えており、同モード使用時の4倍速DVD-Rへのダビング速度は32倍速となる。

冷却ファン部

　また、ビデオモードで録画したDVD-R/-RWからHDDに、再エンコードなしの高速・無劣化ダビングも可能。CPRMにも対応しており、HDDに録画したコピーワンスコンテンツを DVD-RAM(VRモード)にムーブしたり、直接録画できる。

　EPGは、Ethernet経由のEPG「iNET」と、地上アナログ放送波から受信した「ADAMS」を組み合わせた「WEPG」を採用。ADAMSからは地上アナログ放送、BSアナログ放送、iNETからはスカパー! やCATVの主要チャンネル、BSデジタルなどの番組情報を受信。番組検索機能なども備えている。

　録画品質を向上させたという新「RDエンジン」は、予約録画中に、HDDに記録しているコンテンツの編集や高速ダビングなどが行なえるマルチ操作を実現。GUIデザインはXS53/XS43/XS34などと共通で、フォルダ機能もサポート。特殊再生機能として、1.5倍速の早見・早聞再生も利用できる。

付属のリモコン

　映像用に10bit/54MHz、音声用に24bit/192kHzのDACを搭載。入力端子として、S映像、コンポジット、アナログ音声を各3系統用意。出力端子としてD2、光デジタル音声を各1系統、S映像、コンポジット、アナログ音声を各2系統を備えている。

　外形寸法は430×336×58mm(幅×奥行き×高さ)。重量は4.8kg。Gコード入力が可能な液晶付きリモコンが付属する。

□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2004_09/pr_j2802.htm
□製品情報
http://www3.toshiba.co.jp/dvd/j/lineup/hdd/rd-xs24.html
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(2004年9月28日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]

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