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シャープ株式会社は、10月20日より本放送が開始される衛星デジタル放送サービス「モバイル放送(モバHO!)」の受信端末「4E-MB1」を11月19日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は7万円前後の見込み。 モバイル放送は、映像7チャンネル、音声30チャンネル、データ情報サービス約60タイトルの衛星放送で、2.6GHz帯を利用。視聴には専用端末を利用し、室内だけでなく、野外や車・電車などでの移動中でも安定した受信が行なえるという。
外形寸法は86.8×152×27.5mm(幅×奥行き×高さ)、本体のみの重量は約280g。SDメモリーカードスロットを装備しており、視聴だけでなく録画も可能。256MBのカードに約1~1.5時間の録画が可能。1時間番組を45分で再生する音声付早見機能も利用できる。
同社のPCカードスロットを備えた液晶テレビ「AQUOS」シリーズで記録したMPEG-4ファイル(ASF)の表示や、JPEG、XMDF、テキストファイル、MP3ファイルの再生もサポート。なお、録画した番組データにはID情報が付加されており、録画した端末でのみ再生可能。録画したファイルをほかの端末やPCでは再生できない。 ただし、PCなどで作成したMPEG-4ファイル(SDビデオフォーマット)も、プロファイルなどの条件が合致すれば端末で再生が行なえる。MPEG-4変換ソフトなどは同梱していないが、再生が確認できた変換ソフトの情報を同社が公開する予定もあるという。 同社は「デジタルカメラで撮影した静止画を表示させたり、PCで作成したMPEG-4動画を再生するといったマルチメディアビューワに近いコンセプト。モバイル放送はソースの中の1つというイメージ」と説明している。 なお、モバイル放送の音楽チャンネルをBGMにしながら、静止画を表示したり、XMDF形式の電子書籍を読むなどの「ながら視聴」機能も利用できる。 視聴予約機能も備えており、設定した時間に自動的に電源が入り、番組が視聴可能。EPGも備えており、放送中の番組を一覧表示する「裏番組表」機能なども利用できる。また、良く見るチャンネルだけをプリセットする「お好み選局」機能も備えている。 液晶ディスプレイは3.6V型で解像度は320×240ドット。アスペクト比は4:3。視野角は上が80度、下が50度、左右が80度となっている。ディスプレイは可動式で、ディスプレイを寝かせるハンディ・スタイルと、立たせるホリゾン・スタイルの2種類が選択可能。収納時は液晶面を内側に向け、保護することもできる。
電源は付属のリチウムイオン充電池を使用し、約105分の連続視聴が可能。アンテナは本体に内蔵しているが、ダイバーシティに対応した外部アンテナ接続端子を2個備えている。そのほかの端子は、コンポジット、アナログ音声出力を合わせたAV出力と、イヤフォン端子を各1系統備える。
□シャープのホームページ (2004年10月4日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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