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「CEATEC JAPAN 2004」が幕張メッセで開幕
-シャープの65V型液晶テレビやVAIO TypeX、
新BDレコーダやHD DVDプレーヤーなどが参考出品


期間:10月5日~9日

会場:幕張メッセ

入場料:一般1,000円、学生500円


 映像、情報、通信の総合展示会「CEATEC JAPAN 2004」が5日、千葉県・幕張メッセ(日本コンベンションセンター)で開幕した。期間は9日まで。入場料は事前登録の場合無料だが、当日登録の際は一般が1,000円、学生が500円となる。主催は情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)、社団法人情報技術産業協会(JEITA)、社団法人日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会(JPSA)。

VAIO type X

 今年で5回目を迎えるCEATECは、国内最大規模の情報家電や通信、デバイス関連の総合展示会。会場は「デジタルネットワークステージ」、「電子部品・デバイス&装置ステージ」の2ゾーンに分かれており、今回は昨年の667を大幅に上回る728の出展社・団体が参加している。

 初日となる5日には、午前中にシャープがプレスカンファレンスを開催し、65V型のフルHD液晶テレビを2005年に発売すると発表した。また、本日発表のソニーの7チャンネル録画対応PCベースHDDレコーダ「VAIO type X」なども出展されているほか、HD DVDプレーヤーや新ブルーレイレコーダなどの参考展示も行なわれている。

 大手家電メーカーによるAV関連製品が出品されるのが「デジタルネットワークステージ」ゾーンのHall 1/2/3。松下電器やソニー、シャープ、パイオニア、三菱電機などの大手家電メーカーやBlu-ray Disc Association、HD DVD、RWPPIなどの光ディスク関連団体も出展しており、年末商戦向けの新モデルから、次世代製品の参考展示などが多数行なわれている。

シャープは世界最大のフルHD65V型液晶テレビを発表し、会場で展示している ビクターはD-ILAリアプロジェクションテレビの70/61/52型を出品

シャープが年内に発売予定のAQUOSブランドのブルーレイレコーダ。ブルーレイの記録再生のほかDVD-R/RWの記録再生に対応。HDDやi.LINKの搭載については「コメントできない」というが、「近日中の発表を予定しているので、期待して欲しい」とのこと HD DVDブースに三洋が参考出展したHD DVDプレーヤー。H.264とVC-1のデコードに対応し、フルHD/12MbpsのH.264映像の再生デモが行なわれた キヤノンと東芝が共同でSEDブースを設置。視聴室も設けている

ソニーは新ルームリンクを参考展示。無線LANを内蔵し、1080i対応のD3出力を装備。HDV対応ハイビジョンハンディカムの映像をネットワーク経由で配信できる DLNAに準拠したケンウッドのネットワークオーディオコンポも参考展示 VIERA、D-snap、DIGAなどをプッシュするPanasonicブース

三洋の地上デジタル1セグ放送対応携帯電話。H.264のデコードに対応する NHJの1インチHDD搭載オーディオプレーヤー。HDD容量は5GBで、Bluetoothヘッドセットを搭載するのが最大の特徴


□CEATEC JAPAN 2004のホームページ
http://www.ceatec.com/
□関連記事
【2003年10月7日】「CEATEC 2003」が幕張メッセで開幕
-PSX登場。各社からブルーレイレコーダが参考出展
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20031007/ceat01.htm

(2004年10月5日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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