◇ 最新ニュース ◇
|
||
【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
||
|
ソニーは、放送局やプロダクションハウスでの利用を想定した業務用液晶モニタ「LUMA(ルーマ)」シリーズの新モデルとして、SDフォーマット専用の20型「LMD-2020」と、14型「LMD-1420」を発売する。また、保護パネルや入力端子を減らした低価格モデルや、8.4型のマルチフォーマット対応液晶モニタも用意する。各モデルの発売時期や価格は下表の通り。
■ LMD-2020/1420/2010/1410
いずれのモデルも、SD信号の解像度を忠実に再現できるというVGA(640×480ドット)の液晶パネルを採用。視野角は上下左右85度。高輝度で、応答速度も速いパネルを採用したという。なお、LMD-2020/1420には多層ARコーティングを施した保護パネルが付属する。 操作コントロール部や入出力端子、卓上スタンドなどをパネル本体に装備した一体型デザインを採用。スペース効率を高めたほか、業務用CRTモニタのPVMシリーズの操作性と機能性を継承することで、現在のモニタからの置き換えを容易にしたという。また、パネル背面には、VESA規格に準じた100mmピッチのネジ穴を備えている。 2020/1420と2010/1410の違いは、SDI信号への対応。2020/1420はD1-SDIに対応したBNC入力と、アナログオーディオ入力を各1系統備えている。なお、別売のインプットアダプタ「BKM-320D」を取り付けることで、2010/1410も同様の機能を追加することができる。ほかにも、2020/1420は「ブルーオンリーモード」、「マーカー機能」、「4:3ズーム」、「3色タリーランプ」などを搭載している。
そのほかの入出力端子として、すべてのモデルにY/C(4ピンミニDIN)、コンポジット、ならびにセンサーカメラや画像処理装置との接続を想定したアナログRGB/コンポーネントの入出力端子も備えている。外形寸法とスタンド装着時の重量は、20型が470×265×440mm(幅×奥行き×高さ)で9.7kg、14型が343×265×353mm(同)で6.9kg。
■ LMD-9050
8.4型、1,024×768ドットの液晶パネルを採用。視野角は上下左右170度で、ARコーティング保護パネルも装備。モニターを様々な環境や角度で使用する場合でも、外光の反射を抑え、高画質な映像確認ができるという。 別売のマウンティングブラケットを利用することで、EIA19インチラックに、5Uの高さで2台並べてのマウントが可能。放送中継車などの限られたスペースでも設置できるという。電源はAC100V、外部DC12Vに加え、本体背面に別売のニッケル水素、リチウムイオンバッテリーを取り付け可能。
Y/C、コンポジット、RGB、コンポーネントのアナログビデオ信号に加え、HDとSDのマルチSDI入力(自動切り換え)にも対応。HD環境への移行にもスムーズに対応できるとしている。外形寸法は216×113×206mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.6kg。
□ソニーのホームページ (2004年10月28日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c) 2004 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |