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株式会社コミックス・ウェーブは、新海誠監督の劇場用アニメ「雲のむこう、約束の場所」のDVDを、2005年2月17日に発売する。価格は4,935円。 ディスクの収録時間は約136分で、本編は約91分。映像はビスタサイズをスクイーズ収録し、音声はドルビーデジタル5.1chで収めている。また、日本語字幕も用意する。 さらに、映像特典として主演声優3人へのインタビューや、新海監督へのインタビュー、予告編などを計約45分収めている。また、封入特典としてオールカラーのブックレットを同梱する。 映画「雲のむこう、約束の場所」は、個人で製作した約25分の短編アニメーション「ほしのこえ」が、インディーズDVDとしては異例の6万5,000枚を超えるセールスを記録し、多数の賞を受賞するなど、一躍注目を浴びた映像作家・新海誠氏の最新作。 物語の舞台は日本が南北に分断された、もう一つの戦後の世界。米軍統治下の青森で暮らす藤沢ヒロキと白川タクヤは、同級生の沢渡サユリに密かな憧れを抱いていた。彼らの夢は、自作の小型飛行機で、ユニオンが占領下に置く北海道に建設された謎の巨大な塔まで行くとこと。だが、中学3年の夏にサユリが突然東京に転校してしまう。虚脱感を覚えたヒロユキとタクヤは飛行機作りを投げ出し、別々の道を歩き始めてしまう。 だが、それから3年後。ヒロキは偶然、サユリが中3の夏からずっと原因不明の病により、眠り続けたままだということを知る。彼女を永遠の眠りから救おうと決意する2人。だが、病の謎に迫るうち、彼らは北海道の塔と、世界に隠された秘密に近づいていくことになる。 新海監督の作品は、フルデジタルで製作された高精細、かつ鮮やかな色使いが特徴。特に陰影を強調した夕暮れや朝焼けのシーンは、他のアニメ作品の表現にも影響を与えている。また、ほぼ全てを監督1人で製作していた前作と異なり、今回の作品ではキャラクターデザインと作画監督を田澤潮氏が、美術を丹治匠氏が勤めたことでも話題となった。声の出演は吉岡秀隆、萩原聖人、南里侑香ほか。
□コミックス・ウェーブのホームページ
(2004年12月15日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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