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日本マランツ株式会社は、SACD/CDプレーヤーのミドルレンジモデル「SA-15S1」を2005年1月下旬に発売する。価格は157,500円。 ステレオ再生専用のSACDプレーヤーで、マルチチャンネル再生には対応しない。フロントパネルに青いイルミネーションを搭載した「ニュー・プレミアム・デザイン」を採用。フロントパネル、サイドパネルにはアルミ押し出し材を利用し、正面、側面、天面からは固定用ビスが見えない高級感のあるデザインになっているという。 D/Aコンバータにはシーラスロジック製の「CS4397」を採用。直近にシステムクロックを配置し、ジッタや歪みを抑え、D/Aコンバータの性能を最大限に引き出したとしている。 また、出力回路は独自の高速化技術「Absolute SA Technology」を適用した電流帰還型を採用。低インピーダンス化を図っている。さらに、ローパスフィルタには独自の「HDAM(高速電圧増幅回路)」を搭載。量子化ノイズを低減したという。 パワートランスには、充填材を封入したシールドケース入りOFC巻き線タイプを採用。オーディオ用の電源回路はデジタル部、アナログ部、サーボ部の各電源回路から独立しており、相互干渉を排除している。また、ディスプレイにはノイズを発生しにくい液晶タイプを使用。ディスプレイとブルーイルミネーションをOFFにする機能も備えている。 ダナミックレンジはSACDが111dB、CDが100dB以上。出力端子はアナログアンバランスと、同軸デジタル、光デジタルを各1系統用意。なお、デジタル出力はCDのみ利用でき、出力回路では高精度クロックによるリクロックでジッタを低減。アナログ出力時には出力をOFFにする機能も備えている。また、内部で完全ディスクリート構成されたヘッドフォン出力も用意する。 シャーシはクロムフリー1.2mm厚、底板は3mm厚の鋼板を使用。インシュレータにはアルミダイキャストを使用している。外形寸法は440×419×123mm(幅×奥行き×高さ)。重量は13.5kg。
□マランツのホームページ
(2004年12月15日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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