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長瀬産業株式会社のTRANSTECHNOLOGYプロジェクトは、新開発のテレビキャプチャソフト「TransRecorder PVR 1.0」を同梱したハードウェアエンコーダ搭載のテレビキャプチャカード「TRANSGEAR 5000TV2」を12月17日に発売する。価格はオープンプライスだが、直販サイト「DVDirect」での価格は17,800円。対応OSはWindows 2000/XP。 また、TransRecorder PVR 1.0単体での発売も同日から開始する。価格はダウンロード版が3,980円、パッケージ(CD-ROM)版が4,980円。対応OSはWindows 2000/XP。
■ TRANSGEAR 5000TV2
2003年12月に発売されたハードウェアMPEG-1/2エンコーダ搭載テレビキャプチャカード「TRANSGEAR 5000TV」のキャプチャソフトをアップグレードした新モデル。カードにはNECのゴーストリデューサや3次元Y/C分離回路などの高画質化回路を搭載。エンコーダチップはCONEXANT製。
録画は新開発のキャプチャソフトTransRecorder PVR 1.0で行なう。「様々なオペレーションを有機的に連携させ、家庭用DVDレコーダを超える機能と操作性を実現した」というソフトで、キャプチャカードで録画した映像ファイルだけでなく、PC内に保存された様々なマルチメディアファイルを管理できるライブラリ機能「MediaStation」を搭載したことが大きな特徴。
ファイルはフォーマット毎に異なるアイコンで表示されるほか、動画ファイルは自動的にサムネイル画像が作られ、登録される。また、iEPGを利用した予約録画が行なえ、録画したファイルにはiEPGで取得した番組名などの情報が加えられた状態でデータベースに登録される。これにより、サムネイルを見ながらの検索や、プレビューなどが手軽に行なえるという。 録画形式はMPEG-1/2に加え、HDDや、DVD-R/RW、DVD+R/RW、DVD-RAMにDVDビデオ/DVD+VR形式での直接記録が可能。ただし、DVD-RAMにはリムーバブルHDDとして書き込まれる。また、メディアの空き容量に合わせてビットレートを設定する「ぴったり録画」機能も利用できる。電源管理機能は、スタンバイ・休止モードからの録画に対応。録画時には自動CMカット機能も利用できる。
音声フォーマットは、リニアPCM、MPEGオーディオに加え、ドルビーデジタル(AC3)のエンコードもサポートしている。なお、DVDオーサリング機能は備えていないが、neoDVDとの連携機能も持っている。キャプチャカードの入力端子は、アンテナ入力のほか、S映像、コンポジット、アナログ音声(RCA)を各1系統備えている。
■ TransRecorder PVR 1.0
TRANSGEAR 5000TV2に付属するキャプチャソフトの単品版。主な機能はTRANSGEAR 5000TV2添付版と同じで、MPEG-1/2に加え、HDD、DVD-R/RW、DVD+R/RW、DVD-RAMメディアにDVDビデオ/DVD+VR形式での直接記録が可能。ドルビーデジタルエンコードや、電源管理機能、ファイルや録画予約の管理機能なども利用できる。
なお、同ソフトウェアの発売記念キャンペーンとして、パッケージ版の購入者先着100人に、Philips製のA/Dコンバータ・音声多重デコーダ統合チップ「SAA7133」を搭載したTVキャプチャカード「TRANSGEAR 1000TV」がプレゼントされる。
□TRANSTECHNOLOGYのホームページ
(2004年12月17日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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