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NECは20日、1つの光ヘッドでHD DVD/DVD/CDの3種類のディスクに対応した互換技術を開発。デスクトップPCに搭載可能なハーフハイトサイズのドライブを世界で始めて試作したと発表した。 今回開発したHD DVD/DVD/CDの3世代互換ピックアップやシステムLSI技術、ファームウェア技術により、HD DVDのパソコンへの組み込みや、機器の小型化が用意に実現できるという。なお、今回のドライブではHD DVDは再生のみの対応となる。 NECでは、青色/赤色など3種類のレーザーダイオードに、1つの対物レンズで対応可能な3波長互換ピックアップを開発。新ピックアップでは、基板厚や波長の違いに起因する球面収差を対物レンズの倍率を変化させることで補正。さらに波長選択性を有する開口制御素子により、各ディスクに応じた対物レンズの開口率の制御を行なうことで、3波長に対応したという。 また、システムLSIも3世代互換とし、現行のCD/DVDドライブ並みのサイズまで集積したことで、デスクトップPCに搭載可能なハーフハイトサイズを実現。HD DVDでは、適応型PRMLやETM方式の適用により分解能低下に伴う振幅マージン劣化を補償し、安定した動作を実現したという。 なお、今回開発したHD DVDドライブについては2005年1月6日から9日まで開催される「2005 Internationl CES」で展示する予定。
(2004年12月20日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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