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シャープ株式会社は、PCに保存した動画、音楽、静止画などのファイルをEthernet経由でテレビなどに出力できる、ネットワークメディアプレーヤー「CE-MR01」を2005年2月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万円前後の見込み。対応OSはWindows XP。 10BASE-T/100BASE-TX対応のEthernet端子と、IEEE802.11a/b/g対応の無線LAN機能を内蔵したネットワークメディアプレーヤー。付属のサーバーソフト「SHARP Media Library Server」をインストールしたPC内の動画、音楽、静止画ファイルをLAN経由で再生できる。 なお、同製品はソニー、松下、Intelなどが提唱している家電/コンピュータ間のネットワーク相互接続規格「Digital Living Network Alliance(DLNA)」に基づいており、DLNAに対応したレコーダなどのAV機器が発売された場合、保存された映像もLAN経由で再生できるという。 対応動画フォーマットはMPEG-1、MPEG-2(MP@ML)、WMVだが、WMVファイルの早送り、早戻し再生はサポートしない。解像度は720×576ドットをサポートし、映像出力端子としてD4端子を備えているが、D3(1080i)とD4(720p)相当の解像度の映像は再生できない。なお、MPEGオーディオやリニアPCMだけでなく、ドルビーデジタル音声の動画ファイルも再生できる。 静止画はBMP、JPEG、PNGの表示が可能。ただし、1,280×800ドットを超える画像については、サーバーソフトが縮小して送信・表示するという。 音声ファイルはMP3、リニアPCM、WAV、WMAに対応。最大サンプリングレートは48kHz、最大ビットレートはMP3が320kbps、WMAが192kbpsまでをサポートする。なお、WMAをリニアPCMに変換する機能を持っているため、WMAファイルの早送り再生や早戻し再生が行なえる。ただし、WMA9のLossless/Professional/Voiceには対応していない。 なお、無線LAN機器セキュリティは、バッファローが開発した「AOSS(AirStation One-Touch Secure System)」に対応。AOSSに対応したルータと組み合わせることで、接続設定やセキュリティ設定がボタンを押すだけで、自動的に行なえるという。 また、有線のLANと無線アクセスポイント間をワイヤレス化するLANコンバータ機能も搭載。Ethernet端子に接続した有線LAN対応AV機器と無線アクセスポイントを繋ぐことができる。 筐体は縦置き、横置きのどちらにも対応。スマートでスタイリッシュなデザインを採用したという。Ethernet端子に加え、映像出力としてD4、S映像、コンポジットを各1系統、音声出力はアナログステレオ(RCA)と、光デジタルを各1系統用意する。 外形寸法は125.7×148.1×221.6mm(幅×奥行き×高さ)。、スタンドを含む重量は約660g。接続したテレビ画面などですべての操作が行なえるというリモコンが付属する。
□シャープのホームページ
(2004年12月24日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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