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光ディスク関連の製造装置の開発/製造を手がける独Singulus Technologiesは12月23日(現地時間)、メモリーテックの協力を得て、DVDとHD DVDの両方に対応できる光ディスク製造装置を2005年3月までに完成させると発表した。 同製造装置は、DVDとHD DVDのROMディスクが生産でき、どちらのフォーマットでも1層、2層に対応できる。生産効率や品質も高く、現行のDVD製造ラインとほぼ同程度の歩留まりを実現するとしている。なお、DVD/HD DVDの生産切り替えはワンタッチで行なえるという。 SingulusのRoland Lacher CEOは、「HD DVDは、DVDからの移行が極めてスムーズに行なえるメディアであり、消費者にとっても利点の多いフォーマット。そのHD DVDをコストを抑え、効率よく生産できるソリューションを提供できることは喜ばしいことだ」とコメント。 さらに、メモリーテックの勝浦寛治主席技監も「Singulusの量産装置は、ハリウッドのスタジオなどの顧客にとって、コストパフォーマンスの良いソリューションになるだろう。我々はSingulusと共にこの開発が行なえることを幸せに感じている」というコメントを寄せている。
なお、Singulusは12月1日に、ソニーと共同でBD-ROMの量産装置の研究/開発を行なうことを発表。2005年春に1層BD-ROM対応の試作機を、2005年秋までに2層BD-ROM対応の試作機の開発するとしている。
□Singulus Technologiesのホームページ(英文) (2004年12月24日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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