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ファイル交換ソフト違法利用者へ、3回目の情報開示請求
-対象者は計44人に、計13社のISPへ請求


12月27日発表


 社団法人日本レコード協会(RIAJ)は27日、エイベックスなどのレコード会社7社が、ファイル交換ソフトを利用して、インターネット上で音楽ファイルを不正に公開しているユーザー14名の氏名などの情報開示を求める請求を、ISP 7社に対して行なったと発表した。

 情報開示請求を行なったのは、ビクターエンタテインメント、ユニバーサルミュージック、東芝EMI、ワーナーミュージック・ジャパン、BMGファンハウス、エイベックス、ソニー・ミュージックレコーズの計7社。レコード会社各社は11月16日12月8日にも、それぞれ同様の請求をISP数社に対して行なっており、今回の請求と合わせて、これまでに計44名の発信者情報開示請求を、13社のISPに行なったことになる。

 この請求は、許諾を得ることなく市販CDの音源をファイル交換ソフトでアップロードし、レコード会社の著作隣接権(送信可能化権)を侵害しているユーザーに関して行なわれたもの。該当ユーザーの情報を開示するか否かは、請求を受けたISPが今後、請求者の主張内容や、該当ユーザーからの意見聴取などを行ない、判断することになる。

 RIAJでは音楽ファイルの不正アップロードをしていると思われるユーザーに対し、2004年3月からインスタントメッセージを利用し、注意を喚起する通知を送信。現在まで送信数は450万通を超えるという。しかし、繰り返し、大量にアップロードするユーザーに対しては、ISPへの個人情報開示請求を行なっている。

□RIAJのホームページ
http://www.riaj.com/
□ニュースリリース
http://www.riaj.or.jp/release/pr041227.html
□関連記事
【12月8日】ファイル交換ソフト違法利用者へ、2回目の情報開示請求
-レコード会社7社がISPへ請求。対象者は計30人に
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20041208/riaj.htm
【11月16日】レコード会社7社、ファイル交換ソフト違法利用者の情報開示請求
-音楽ファイルを公開した12人の氏名などの開示をISPに要求
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20041116/riaj.htm

(2004年12月27日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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