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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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日本ビクター株式会社は、フロントチャンネルのスピーカーだけでサラウンド再生が行なえるという「√4(ルート・フォー)」システムを搭載したDVD/MDシステム「NX-DV5-S」を2月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は8万円前後の見込み。他社のテレビも操作可能な蓄光タイプのリモコンが付属する。 また、アクティブサブウーファ「SP-DW1」も3月1日から発売される。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19,000円前後の見込み。
■ NX-DV5-S DVD、MD、アンプ、デコーダ、FM/AMチューナなどを一体化したセンターユニットと、フロントL/Rスピーカー、センター兼サラウンド用L/Rスピーカー、アクティブサブウーファで構成されたシステム。最大の特徴は、フロントに設置した4chスピーカーだけでサラウンドを再現するという√4システムを採用したこと。これは、5.1ch音源のうち、フロントL/R chをディスクリートのまま出力、サラウンドL/R chには独自の√4処理を施し、前面に設置しながら、視聴者の左右後方に音像を定位させるという仕組み。 具体的には、サラウンドスピーカー2chを近接して前面のセンター位置に配置し、センター信号とサラウンド信号を再生。前面左右に配置したフロントスピーカーでL/R信号を再生する。なお、センター/サラウンドスピーカーは左右を分割したり、後方に配置することもできる。 DVDドライブ部はDVDビデオに加え、DVDオーディオ、DVD-R/RW(ビデオフォーマット)、ビデオCDなどの再生に対応。さらにCD-R/RWに収録したMP3/WMA/JPEGファイルの再生もサポート。ドルビーデジタル、DTS、AAC、ドルビープロロジックIIのデコーダも内蔵するほか、光デジタル出力も1系統備えている。 また、DVDの映像用に独自の「ダイレクトプログレッシブ回路」と、10bit/54MHzのビデオDACを搭載。映像調節機能のVFP(ビデオ・ファイン・プロセッサ)や、ボタン1つで約10秒巻き戻る「ちょっと見バック」機能なども利用できる。 音声面では24bit/192kHzのオーディオ用DACを搭載。アンプ部には独自のデジタルアンプ「DEUS(デウス)」を採用しており、最大出力は30W×4ch(4Ω時)となっている。 MD部はMDLPをサポートし、CDからの5倍速録音に対応。グループ録音・再生やタイトルサーチ機能なども利用できる。 映像出力はD2、S映像、コンポジットを各1系統用意。音声入力は、アナログを1系統、光デジタルを2系統装備。音声出力は光デジタル、サブウーファプリアウト、ヘッドフォンを各1系統備えている。センターユニットの外形寸法は260×358×80mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約3.8kg。 センター/サラウンドスピーカーは小型で、6cm径のフルレンジユニットを1基搭載。エンクロージャはバスレフ。スタンドも付属する。外形寸法は120×93×70mm(幅×奥行き×高さ)。1台あたりの重量は450g。 フロントスピーカーは2ウェイ、3スピーカーのバスレフ型。6cm径のウーファユニットを2基、3cm径のツイータを1基搭載。外形寸法は84×89×209mm(幅×奥行き×高さ)。1台あたりの重量は870g。 サブウーファは14cm径のユニットを内蔵。エンクロージャはバスレフで、アンプの最大出力は30W。外形寸法は172×278×268mm(幅×奥行き×高さ)。重量は5.1kg。
■ SP-DW1
デジタルアンプを内蔵したアクティブサブウーファ。NX-DV5-Sに付属するサブウーファと外観は同じだが、カラーリングや仕様が異なる。カットオフ周波数が可変になるほか、サブウーファプリアウトのない商品と接続するためのスピーカー入出力端子も装備。さらに、信号入力時に電源がONになるオートオン/スタンバイ機能や、位相切り替え機能なども利用できる。
アンプ部は出力30Wのデジタルアンプを搭載。ユニットは14cm径のコーン型。エンクロージャはバスレフとなっている。外形寸法は172×278×268mm(幅×奥行き×高さ)。重量は5.1kg。
□日本ビクターのホームページ
(2005年1月18日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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