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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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バッテリ「NB-2LH」、ACアダプタ「CA-570」、ワイヤレスコントローラ「WL-D85」、インターフェイスケーブル「IFC-300PCU」、16MB MMCなどを同梱している。
FV M30 KITは、2004年6月に発売された「FV M20 KIT」の後継機。FV M20では電子式だった手ぶれ補正を、光学式としながらも、外形寸法が約70×133×82mm(幅×奥行き×高さ)、重量が530g(本体のみ)と、FV M20から体積と重量ともに約10%の小型・軽量化を実現している。
レンズは、新開発の光学14倍「キヤノンズームレンズ」(F1.8~3.0)を採用。CCDはRGB原色フィルターの総画素数220万画素1/3.4型の単板式で、同社独自のカメラ信号処理LSI「DIGIC DV」を搭載する。35mm換算の焦点距離は、テープ記録時が約47.8~669mm(ワイドTVモード時 約40.9~573mm)、カード記録時は約37.6~526mm。 高屈折率低分散のガラス非球面レンズを使用して球面収差や色収差を大幅に抑えたほか、同社独自のコーティングを施したことで鮮明な画質が得られるとしている。また、ズーム速度も従来の約2倍以上に向上している。 CCDの撮像エリアは、通常モード(4:3)は1,280×960ドット(123万画素)、高解像度ワイドTVモードでは1,632×918ドット(150万画素)を利用する。手ぶれ補正を光学式としたことで、静止画撮影時や、高解像度ワイドTVモードでも、手ぶれ補正を利用できるようになった。同社のこのクラスの製品では、光学式手ぶれ補正の採用は初となる。また、本体の液晶モニターでも、高解像度ワイドTVモード撮影時には、ワイド画角で表示することができる。
液晶モニターには2.5型約12.3万画素で、白色LEDバックライトを搭載。撮影時の明るさを170%以上向上させたほか、AR(Anti Reflective)コートにより視認性が向上したとしている。また、「液晶バックライトボタン」も装備しており、任意にON/OFFできる。 さらに新機能としてデジタルカメラなどで採用されている、全15モードの「モードダイヤル」が搭載された。「風景モード」や、「ポートレートモード」などの一般的なシーンに加え、「新緑/紅葉モード」や、「打ち上げ花火モード」、「スノーモード」など、ロケーションや被写体に応じて選ぶスペシャルシーンモードも6種類用意されている。 各種シーンモードでは絞りやシャッター速度だけでなく、ホワイトバランスや、ガンマ特性、さらには画像処理のアルゴリズムやパラメータなども変更される。「ハイエンド機や、業務用機器でもユーザーが設定できないところまでこだわって、設定を変えている。例えば、『打ち上げ花火モード』では黒を沈ませるなどの画質に加え、音声も迫力があるように収録される」(同社)としている。なお、シーンモードは、DVテープ撮影時にだけでなく、静止画撮影時にも適用できる。 本体にはSD/MMCスロットも搭載し、静止画は1,632×1,224/1,280×960/640×480ドット、動画はMotionJPEG形式で、解像度320×240/160×120ドットを、それぞれ連続約1分、約2分の録画ができる。 静止画撮影では、DVカメラでは世界初(同社)という「9点測距AiAF」を利用可能。AF枠は9点用意されおり、中央一点固定と、カメラ側で自動選択をの2種類から選択できる。また測光方式も「評価測光」、「中央部重点平均測光」、「スポット測光」の3種類が用意されている。
静止画の連写も1,632×1,224ドットで3コマ/秒を10枚、1,280×960ドットで5コマ/秒を10枚、640×480ドットで5コマ/秒を60枚可能。AEBも利用できる。また、テープに撮影中でも、フォトボタンを押すことで、SD/MMCカードに640×480ドットの静止画を記録することもできる。 PCとの連携はi.LINKの入出力に加え、USB 2.0のハイスピード(ビデオクラス)にも対応。入出力端子として、映像・音声入出力/ヘッドフォン端子、S映像入出力、外部マイク入力などを装備している。
さらに、静止画用のストロボを内蔵するほか、到達距離が従来の3倍の1.5mを実現した白色LEDのビデオライトも備えている。付属のバッテリを利用した際の連続撮影時間は、ビューファインダー使用時で85分。液晶モニタ使用時で約80分となっている。
□キヤノンのホームページ
(2005年1月25日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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