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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社東芝は、液晶テレビ「face」の新モデルとして、独自のテレビ用統合エンジン「メタブレイン」を搭載した4機種を3月上旬から順次発売する。価格はいずれもオープンプライス。各モデルの発売時期、型番、仕様、店頭予想価格は下表の通り。リモコンを同梱する。
地上アナログ、CATVに加え、地上・BS・110度CSデジタルチューナを搭載した液晶テレビ。いずれも1,366×768ドットの液晶パネルを採用。輝度は500cd/m2。視野角は37V、32V、23V型が上下左右176度、26V型が170度となっている。
すべてのモデルに、64bitのCPUと、Linux OSを使った映像処理システム「デジタル新頭脳メタブレイン」を搭載。2004年11月に発売されたLZ-100の下位シリーズにあたり、複数のフレーム画像で中間階調を表現する“次世代魔方陣アルゴリズム”は搭載していない。 しかし、メタブレインはバージョンアップしており、従来の画素の明るさを解析し、リアルタイムに最適なガンマ補正を適用する「ヒストグラム・ダイナミックガンマ」や、記憶色を再現するという「カラーイメージコントロール」などに加え、新たにモスキートノイズを低減する「MPEGノイズリダクション」、「エンコードクロスカラー・リダクション」、「MPEGカラースムーサー」などの機能を搭載した。 なお、同社はこのエンジンの改良を進め、「現在開発中のSEDテレビにも搭載する予定」としている。
インターフェイスは「faceネット」を採用。Ethernet端子を備え、電子番組表(EPG)はデジタル放送用EPGに加え、地上アナログ放送用にインターネット経由で利用するiNETを使用。文字サイズの切り替えや、高速ページ切り替え、キーワード・ジャンル検索なども行なえる。
また、同社のハイブリッドレコーダ、RDシリーズとの連携機能「テレビdeナビ」も搭載。LAN接続されたRDシリーズの録画予約がテレビから行なえる。対応機種はRD-XS24/XS31/XS34/XS36/XS40/XS41/XS43/XS53と、RD-X3/X4/X5。i.LINK端子は備えていないが、USB端子を用意しており、デジタルカメラなどとダイレクトで接続、JPEG形式の静止画を表示できる。
スピーカーは画面下部に装備し、省スペースを実現。37V、32V、26V型は6×12cm径のユニットを搭載し、アンプの出力は10W×2ch。23V型は4×12cm径のユニットで、出力は5W×2ch。いずれのモデルもSRS WOWが利用できる。 筐体にはスイベル機能を備え、左右各15度の首ふりが可能。ファンレス設計を採用するほか、背面パネル内に端子部や配線を収納する機能や、転倒防止機能なども備えている。 入力端子として、37V/32V型はD4×1、S映像×2、コンポジット×3、アナログ音声を用意。デジタル放送の出力端子にはS端子、コンポジット映像、アナログ音声出力を用意。26V/23V型は、入力としてD4×1、S映像×1、コンポジット×3、アナログ音声を用意。デジタル用にはコンポジット映像、アナログ音声出力を装備。デジタル音声出力は備えていない。ほかにもヘッドフォン端子やUSB、Ehternet端子、モジュラー端子なども各1系統用意。
卓上スタンドを除いた外形寸法は、37V型が91.6×10.9×66.1cmで、卓上スタンドを含む重量は未定。32V型は79.4×9.9×57.6cm(同)で、22.7kg。26V型は67.8×9.9×50.4cm(同)で、18.6kg。23V型は60.8×9.9×44cm(同)で、13.4kg。
□東芝のホームページ
(2005年1月25日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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