ビクター、HDMI端子を備えた40V型液晶テレビ －「GENESSA」や「きき楽」を搭載。23V型モデルも

40V型の「LT-40LC55」

3月上旬発売 標準価格：オープンプライス

23V型の「LT-23LC55」

　地上・BS・110度CSデジタルチューナと、地上アナログチューナを備えた液晶テレビ。どちらのモデルもゴーストリダクション回路を備えるほか、32bit CPUを使用したテレビ向け映像処理LSI「GENESSA」を搭載。フレーム単位でガンマカーブを変化させ、暗部や明部の階調を引き出すと同時に、コントラスト感も向上させる「インテリジェントγ(ガンマ)」や、色再現処理の「カラークリエーション」などにより高画質化を図っている。

　パネル解像度はどちらも1,366×768ドット。コントラスト比は500cd/m²。主な仕様は共通だが、40V型モデルのみHDMI端子を1系統装備するほか、独自のオブリコーンスピーカーなどを採用した「ツインドライブスピーカーシステム」を採用している。音声出力は40V型が10W×2ch、23V型が3W×2ch。

　また、小さい音を大きく、大きい音を小さく補正し、音声を聞き取りやすくする「はっきりトーク」と、音声スピードをゆっくりスタートさせることで聞き取りやすくする「ゆっくりトーク」から構成される聴取補助システム「きき楽」も搭載している。

　Ethernet端子を備え、Tナビに対応。SDメモリーカードスロットも装備し、SDカードに記録したJPEG画像の表示が行なえる。HDMIを除く入出力端子は共通で、入力端子としてD4、コンポーネントを各1系統、S映像を2系統、コンポジットを3系統、D-Sub 15ピンのアナログRGBを1系統装備。そのほか、光デジタル音声出力を1系統、i.LINKを2系統、ヘッドフォン端子やモニター出力兼用録画出力端子も備えている。

　外形寸法と重量は、40V型が100×10.6×73.4cm(幅×奥行き×高さ)で34kg、23V型が61×10.6×47.5cm(同)で12.5kg。どちらも地上放送を選択する時はオレンジに、BS・110度CSデジタル放送選択時にはグリーンに光るイルミネーションリモコンを同梱する。

□日本ビクターのホームページ
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□ニュースリリース
http://www.victor.co.jp/press/2005/lt-40lc55.html
□製品情報
http://www.victor.co.jp/tv/lt-40lc55/index.html
□関連記事
【2004年5月14日】ビクター、“映像知能”「GENESSA」搭載の薄型テレビ
－話速変換技術「ゆっくりトーク」をTV初搭載
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040514/victor.htm

(2005年2月7日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]

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