JEITA、2005年1月の電子機器国内出荷を発表 －大型液晶テレビなどが人気

　社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は22日、2005年1月の民生用電子機器国内出荷実績を発表した。映像機器が好調で、全体の出荷金額は前年同月比113.1%と伸長し、1,391億円。14カ月連続のプラスとなった。

　映像関連では、液晶カラーテレビと、PDP、DVD録再機などが好調で前年同月比120.7%の824億円で、19カ月連続のプラス。反面、音声関連機器は前年同月比83.6%、123億円と低迷、2000年3月以来マイナス推移から脱していない。

　カラーテレビ全体(CRT+液晶テレビ+PDP)は、56万4,000台で前年同月比103.0%。CRTの減少幅は大きいが、液晶テレビやPDPは前年を上回った。CRT、液晶、PDPの台数構成比は65.1%、32.4%、2.5%で、4カ月連続振りにCRTの構成比が6割を回復した。液晶テレビでは30型以上の大型テレビが4万1,000台、前年比329.1%と大幅に伸張している。

　DVDビデオは、前年同期比137.3%の44万台。再生機は同115.3%と3カ月ぶりのプラスとなっている。DVD録再機は20万8,000台、録再機の79%を占めるHDD内蔵型は同193.7%と、高い成長を続けている。

　ビデオカメラは、前年同期比144.8%の8万5,000台で2カ月ぶりのプラス。ポータブルMDプレーヤーは同101.3%、18万1,000台と3カ月振りのプラスとなった。

□JEITAのホームページ
http://www.jeita.or.jp/
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050126/jeita2.htm

(2005年2月22日)

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