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松下電器産業株式会社は、「DVDデジカム」の新モデルとして、カートリッジのない、8cmベアディスクのDVD-R/RAMに対応した「VDR-M95」を3月19日に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は12万円前後の見込み。また、同日にはM95での利用を想定した8cmのDVD-R/RAMメディアも発売される。 最大の特徴は、記録メディアとして、丸型カートリッジのないベアディスクのDVD-R/RAMを採用したこと。メディアに合わせてドライブ部も小型化しており、従来モデルと比べ、幅が13mm薄型化した。外形寸法は約51×137×90mm(幅×奥行き×高さ)で、バッテリを含む撮影時重量は約565g。 また、ディスクの認識時間については、電源投入時は約16秒と以前とモデルと大きな違いはないが、今回のモデルから電源をOFFにした状態でディスクを投入すると、その際に認識をあらかじめ行なうようになった。これにより、電源投入から約6.5秒で撮影ができるようになる。ただし、電源を投入した状態でディスクの入れ替えを行なう際は従来と同じ認識時間がかかる。 1/3.6型、約212万画素CCD(有効画素:動画記録時 約123万画素/ワイド時 約123万画素/静止画 約192万画素)を搭載。16:9のワイド撮影もサポートする。レンズは光学10倍ズームで、F値は1.8~2.2。画角は35mm換算で、動画時に約48.7~487mm、静止画撮影時で38.9~389mm。電子式の手振れ補正機能も搭載する。 SDメモリーカードスロットを装備しており、最大解像度1,600×1,200ドットの静止画撮影も可能。撮影した動画や静止画は、DVD-R/RAM、SDカードのメディアを問わず、サムネイルで一覧表示する「ディスクナビゲーション機能」を装備。本体のみでの動画編集も行なえる。
入出力端子は付属の専用ケーブルを利用し、S映像、コンポジット、アナログ音声の入出力を各1系統用意。外部マイク入力も1系統備える。USB端子はUSB 2.0のハイスピードモードをサポート。「DVD-MovieAlbum SE4.1」や「DVD fun STUDIO 2.2」を含んだPC接続用キットも同梱している。バッテリはリチウムイオンを同梱し、モニターを使用しない連続撮影時間は約125分となっている。
■ DVD-R/RAMのベアディスク 3月19日には、8cm DVD-R/RAMのベアディスクも発売される。DVD-RAMの2種類5モデルと、DVD-Rの1種類2モデルの計7モデル。価格はすべてオープンプライス。型番、価格、店頭予想価格などは下表の通り。
いずれのメディアも、新開発の保護膜「プロハードコート」を採用。丸型ホルダを省いたベアディスクだが、屋外でのメディアの出し入れなどを行なっても傷や指紋、埃に強いという。また、撥水性が高く、指紋や汚れが付着した場合でも、容易に拭き取れるとしている。 レーベル面はインクジェットプリンタを使った印刷に対応。パッケージデザインは、DVDフォーマット毎にカラー区分し、ホルダの有無を表示するなど、内容の認識が容易に行なえるものを採用したという。
□松下電器のホームページ
(2005年2月23日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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