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ケンウッド、iPodと直接ケーブルで接続可能なHDDナビ
−専用GUIを用意し、iPodを快適操作


同社のカーオーディオ「L707」と組み合わせたところ。iPodは付属しない

3月中旬発売

標準価格:220,500円


 株式会社ケンウッドは、専用アダプタなどを使わずに、iPodと直接ケーブルで接続できるHDDカーナビゲーションシステム「HDD [Sma:t] Navi」(HDM-555)を3月中旬に発売する。価格は220,500円。なお、iPodを接続するためには別途対応ケーブル「KNA-i77」(10,500円)が必要。

対応ケーブル「KNA-i77」でiPodと接続する

 iPodと接続可能なHDDカーナビ。同社は既に、自社のカーオーディオ製品で、iPodの再生や操作、タイトル表示などを可能にするインターフェイスユニット「KCA-iP500」を発表。3月下旬より10,500円で発売する予定だが、HDM-555は別売のケーブルを介して直接iPodを接続・制御できる。対応するiPodは第3世代以降とiPod mini/photoで、2月24日に発表された新モデルもサポートしている。

 また、iPodの操作用に専用のGUIを搭載。7V型のタッチパネル式液晶モニタからiPodの各種操作が行なえる。再生、停止、早送り、巻き戻しなどの基本操作だけでなく、プレイリスト、アーティスト、アルバム名などでの検索、再生中の楽曲情報の日本語表示なども可能。さらに、接続中のiPodの充電も行なえる。

上段はカーオーディオ「L707」。下段がHDM-555のメインユニット iPod対応を示すマークがプリントされている。OSにはWindows Automotiveを採用

iPod用の専用GUIを装備 カテゴリ別の楽曲検索なども行なえる 大量の音楽ファイルが保存されている場合、表示ページをめくるだけでなく、下部のスクロールバーで一気にページを飛ばすことができる

 なお、楽曲の再生はiPod本体側で行なっており、HDM-555は制御信号の送信と音声信号の受信を担当している。なお、アンプなどは内蔵していないため、HDM-555を別途カーオーディオに接続する必要がある。ただし、HDM-555付属の7V型液晶モニタにはカーナビの音声案内などで利用するスピーカーが内蔵されているため、iPodの音を出すことはできる。

 DVDドライブ、テレビチューナを内蔵。DVDドライブはDVDビデオに加え、DVD±R/RW(ビデオフォーマット)の再生にも対応。CD-R/RWに収録したMP3/WMAファイルの表示もサポートしており、ID3タグの日本語表示にも対応している。

 HDDの容量は20GB。日本全国の詳細地図や約3,000万件分の訪問宅住所・電話番号などを収録。ただし、再生中のCDをHDDに録音する機能などは備えていない。なお、HDDとDVDはそれぞれ独立しており、HDDでナビを利用しながら、後部座席に追加した液晶モニタでDVDビデオを再生することも可能。液晶モニタの左右には音量調節やソース選択キーなどを搭載。GUI画面に表示されるアイコンは大型のものを採用するなど、使いやすさを追求したという。

 なお、同モデルはプラットフォームとして、車載端末向けOSのWindows Automotiveを採用している。同社によれば「iPodとの連携を実現する上で、Windows Automotiveの採用は大きな役割を果たした」という。

3月下旬発売のiPod用インターフェイスユニット「KCA-iP500」も展示されていた


■ 「音楽のデジタル化、ネットワーク化は大きなビジネスチャンス」

HDD [Sma:t] Naviのコンセプト

 新製品について河原春郎社長兼CEOは「開発にあたっては、アップルコンピュータと共同で作業やテストを進めた。その結果、ケーブルだけでiPodと接続できる簡便性や、誰にでも簡単に操作できるGUIなどが実現できた」とし、iPodとの親和性をアピール。「ケンウッドはカーオーディオ市場ではシェアを伸ばしているが、マルチメディア部門ではシェアが低下傾向にある。特徴的な新モデルで挽回していきたい」と抱負を語った。

 また、市場の動向について河原社長は「iPodなどポータブル機器の登場で、急速にCD/MDから、HDDやフラッシュメモリなどに音楽メディアが変化している。これにより、レコードがCDに代わった時のような盛り上がりが起こるだろう。同時に、ホームオーディオ、ポータブルオーディオ、カーオーディオの全てを手掛けるケンウッドにとって、大きなビジネスチャンスが到来したと言える」とし、同社が発売を開始したMP3/WMAプレーヤー「M512A3/M256A3」を紹介。

河原春郎社長兼CEO

 さらに「メディアの変化だけでなく、今後はネットワーク化がキーワードになる。ケンウッドでは今後HDDオーディオプレーヤーの発売を予定しているが、iPodとiTunes、カーナビだけでなく、他のオーディオ機器や有料音楽配信サービスとの連携も考えていく必要がある。室内、屋外、車内で、より手軽に、シームレスに音楽を楽しめる、全体的なソリューションを提案していきたい」と、今後の商品展開の構想を語った。

□ケンウッドのホームページ
http://www.kenwood.co.jp/jhome.html
□ニュースリリース
http://www.kenwood.co.jp/j/press/press20050225.html
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【2月4日】ケンウッド、カーオーディオ用iPodアダプタの価格を決定
−10,500円で3月下旬より発売
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050204/kenwood.htm
【1月25日】ケンウッド、カーオーディオ用のiPodアダプタなど
−iPodアダプタ/AAC対応の1DIN CDユニットなども2月発売
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050125/kenwood.htm

(2005年2月25日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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