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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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サイバーリンク株式会社は、ビデオ編集ソフト「PoerDirector」シリーズの最新バージョン「PowerDirector 4」を3月25日に発売する。4種類のパッケージを用意し、価格は通常版が15,540円、アップグレード版が7,140円、他社製ソフトから乗り換え版が9,240円、アカデミック版が7,350円。対応OSはWindows 2000/XP。
スマートレンダリングに対応したビデオ編集ソフト。新たに、編集作業の一部を自動化できる「マジックツール」として、「マジッククリーン」、「マジックカット」、「マジックモーション」、「マジックミュージック」の4つの機能を搭載した。 マジッククリーンは独自技術「EagleVision」を応用することで、再生時の動画の明るさ、コントラスト、彩度などを検出。全体的に暗い映像やシャープさの足りない映像を自動的に最適化するという。また、撮影時の風ノイズ・機械ノイズなどを軽減する「音声ノイズの除去機能」も搭載している。 マジックカットは動きの多いシーン、会話シーン、長回しの同一シーンの量を調整するスライダーを操作し、余分なシーンを取り除く自動編集機能。所要時間を入力し、それに合わせた映像編集を行なうこともできる。 マジックモーションは静止画に動きをを感じさせる演出効果を加える機能。マジックミュージックは同社のWebサイトから様々なジャンルのBGMファイルをダウンロードし、映像に加えられる機能。映像とBGMの長さを同調させることもできる。 前バージョンと同様に、編集した部分のみを再レンダリングできる「SVRT II(Smart Video Rendering Technology)」を採用。新バージョンでは、映像の部分ごとにスマートレンダリングの可否が一目で判断できる「SVRTインフォメーション」を搭載し、緑色の部分は再エンコード無し、青は映像のみ再エンコード、黄色は音声のみ、赤色は全編再エンコードなど、色でSVRTの状況が認識できる。 また、動画の複数の部分を同時にカットする「マルチカット」機能を搭載。必要な部分のみを複数選択し、残りをワンタッチでカットし、タイムラインに反映できる。同社は「DVカメラユーザーだけでなく、録画済テレビ番組のCMカットにも利用できる」としている。 ほかにも、DVからのキャプチャ時に自動に良いシーンを選んでキャプチャする「DVクイックスキャン」、手動でシーンを検出してキャプチャする「マニュアルバッチキャプチャ」が利用可能。タイムラインロック機能の追加やタイトルデザイナーの拡張なども行なわれている。 また、オーサリングソフト「PowerProducer 3」の機能限定版「PowerProducer Express」とフォトレタッチソフト「PhotoNow!」を同梱。PowerDirectorで編集した映像とチャプタ情報をPowerProducer Expressへシームレスに受け渡し、DVDビデオを作成できる。 対応入力フォーマットには、PSD、ASFを追加したほか、日本ビクターのHDDビデオカメラ「Everio」の動画形式であるMODにも対応。動画の入力対応フォーマットはAVI、DivX、MPEG、MOV、DVR-MS、VOB、MODなど。キャプチャデバイスはDVカメラ、Everioに加え、MicroMVにも対応。出力はAVI、MPEG-1/2、WMV、MOV、DivX、RMに対応する。
□サイバーリンクのホームページ
(2005年3月4日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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