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社団法人日本映像ソフト協会(JVA)は14日、2004年の統計調査結果を発表した。ビデオソフトの総売上は3,753億9,300万円(前年比108%)となり、5年連続で売り上げ金額を更新。数量も1億1,029万3,979本・枚(前年比117.4%)と、初めて1億本・枚を突破した。 過去最高の市場規模に拡大した要因について、同協会は「DVDビデオ市場の伸長によるところが大きく、DVDビデオの売り上げ金額は3,197億6,200万円と、DVDビデオだけの売り上げで3,000億円を越えている。これは前年比124%と、依然として高い伸長率だ」と説明している。 DVDビデオの拡大はビデオカセットと比較すると顕著になっており、売り上げ金額における割合は、ビデオカセットが14.8、DVDビデオが85.2。前年の割合は25.8:74.2だったことからも、DVDビデオの拡大が見て取れる。この傾向は数量ではより鮮明になり、9.3:90.7となっている。 DVDビデオの内訳では、売り上げ金額3,197億6,200万円の内、78.5%(前年比113%)がセル用ソフトの売り上げで、高い伸長率を維持。一方、レンタルDVDの売り上げ金額も前年比201.4%と約2倍の伸びをみせている。なお、これによりレンタルDVDは1,143億6,300万円のレンタル市場において58.8%を占め、初めて過半数を超える売り上げを記録したという。
□JVAのホームページ
(2005年3月22日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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