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株式会社コミックス・ウェーブは20日、2002年にDVDとして発売された新海誠監督の「ほしのこえ」を、家庭用ゲーム機「PSP(プレイステーション・ポータブル)」で再生できるUMDビデオ版で発売する計画を明らかにした。 現在のところ発売時期や、価格などは未定だが、「今月中に詳細を決定する予定」(同社)としている。なお、詳細については決まり次第、同社のサイトで公開される予定。 ほしのこえは、新海誠監督が個人で製作した約25分の短編アニメーション。DVDとしリリースされ、インディーズDVDとしては異例の6万5,000枚を超えるセールスを記録し、多数の賞を受賞するなど、一躍注目を浴びた。 物語の舞台は2039年。同じ中学校に通うミカコとノボルは、友達以上、恋人未満の間柄。やがて国連宇宙軍に選ばれたミカコは、ノボルを置いて地球を後にすることになる。宇宙と地球に離れても、携帯電話でメールのやりとりをしていた2人だったが、ミカコの宇宙船が地球から離れるにつれ、メールが届くまでの時間は残酷なほど長くなっていく。ストーリーはSFで、激しい戦闘シーンなども盛り込まれている。 映像の美しさで話題を集めたほか、DVD版では音声も1.声優バージョン(PCMステレオ)、2.声優バージョン(ドルビーデジタル5.1ch)、3.監督バージョン(PCMステレオ)、4.監督バージョン(ドルビーデジタル5.1ch)の4種類を収録するなどこだわった仕様となっていたこともあり、UMDビデオ版がどういった仕様になるのか期待される。
□コミックス・ウェーブのホームページ
(2005年4月21日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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