|
韓国サムスン電子は現地時間の24日、米ボストンで開かれているディスプレイの見本市「SID 2005(Society for Information Display)」において、液晶パネルの量産ラインに、第8、第9世代のマザーガラスを導入することを決定したと発表した。第9世代の導入発表はサムスンが世界初だが、導入時期や投資額などは明らかにされていない。 SID 2005の基調講演で、イ・サンワンLCD総括社長が発表。同氏によれば、第9世代のサイズは2,400×2,800mm。第8世代は2,160×2,460mmになるという。。 マザーガラスの世代ごとのサイズは規格化されていないが、シャープが2006年10月の稼動を予定している亀山第2工場で第8世代の生産プロセスを導入する予定。こちらのサイズは2,160mm×2,400mmで、32インチを15枚、45インチを8枚、50インチ台を6枚切り出せる。
サムスンのイ・サンワン氏は「材料や生産設備、流通などのコストを削減するためにも、業界全体がサイズを含む、標準規格の策定に向けて積極的に協力する必要がある」と語り、液晶テレビの世界市場については「2010年に1億台に達するだろう」との見通しを示した。
□サムスン電子のホームページ
(2005年5月27日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|