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株式会社アイ・オー・データ機器は、DLNAサーバーとの連携が可能な「AVeL LinkPlayer」の新モデル2製品を6月下旬より発売する。有線/無線LAN搭載の「AVLP2/DVDG-2」と、有線LANのみの「AVLP2/DVDLJ-2」の2モデルが用意される。価格は有線/無線対応モデルが27,720円、有線LANモデルが24,675円。
AVeL LinkPlayerは、Ethernetを装備したDVDプレーヤー。通常のDVDプレーヤーとして利用できるほか、ネットワーク上のパソコンに保存されている映像/音楽/写真データなどのデジタルコンテンツを、テレビなどに出力できる。 従来モデル「AVLP2/DVDG」、「AVLP2/DVDLJ」からの変更点は、Windows Media DRM10の対応と、Windows Media Audio 9 Proのオーディオ再生のサポート。また、ネットワーク機能も強化され、DLNA対応サーバーソフトをインストールしたPCなどとの連携が可能となった。 Window Media DRMのサポートにより、DRM付きでインターネット上で配信されているコンテンツをダウンロードして、LinkPlayerから再生可能となった。なお、ストリーミングコンテンツには対応しない。 ネットワーク機能については、デジオンの「DiXiM」など、DLNAガイドラインに準拠したサーバーソフトをPCにインストールすることで、それらのサーバーにLinkPlayerからアクセスしてサーバー上のコンテンツの再生が可能となる。なお、現在はDLNAの認証テストの申請を行なっており、後日DLNA正式対応となる見込み。 加えて、従来モデルと同様に、専用のサーバーソフト「AVeL Link Server」、「AVeL Link Advanced Server 2」も同梱される。 そのほかの仕様は従来モデルと共通で、デコーダチップにSigma Designsの「EM8620L」を採用。MPEG-1/2、WMV9、DivX、XviDの再生に対応し、WMV9の解像度は720p(D4)までサポート。DivXについてはPC用のDivXファイルをテレビに出力する際にアスペクト比などを調整する「AR2(エーアール・スクエア)」機能も搭載している。 音声ファイルはWMA/MP3/AAC/PCM/OggVorbisに対応。静止画はJPEG/BMP/PNG/GIFの表示も可能となっている。 映像出力は、DVI-I(HDCP非対応)、D4、S2映像、コンポジットを各1系統搭載。音声出力は光デジタル、同軸デジタル、アナログ音声を各1系統装備する。前面にUSB端子も装備し、接続したデジタルカメラの画像表示なども行なえる。外形寸法は430×291×55mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約3.5kg。 なお、WMV対応のAVeL LinkPlayerの従来モデル「AVLP2/DVDG」、「AVLP2/DVDLJ」、「AVLP2/G」についても、ファームウェアのアップデートにより、新モデルと同等の機能が利用可能になる予定。 □アイ・オー・データ機器のホームページ (2005年6月8日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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