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アイリバー・ジャパン株式会社は、フラッシュメモリ内蔵オーディオプレーヤーの新モデル「T20」、「T30」シリーズを7月下旬より発売する。価格はオープンプライス。 7月1日より発売のT10とあわせて、同社の主力モデル「iFP-700」、「iFP-800」シリーズの後継モデルと位置づけられている。 同社のフラッシュプレーヤーは、2004年9月発売の「N10」と、8月発売予定の「U10」、7月発売の「T10」、「H10 jr.」の6シリーズにラインナップを拡充し、シェア拡大を図るという。
■ T20
スクエアな落ち着いたデザインとシックなカラーリングを採用した「ビジネスシーンにフィットする」オーディオプレーヤー。256/512MB、1GBモデルが用意され、256MBモデルは直販限定モデルとなる。 液晶ディスプレイは3行表示に対応。対応フォーマットはMP3、WMA、OGG、ASFで、ビットレートはMP3/WMAが8~320kbps。OGGはQ1~Q10をサポートする。再生周波数帯域は20Hz~20kHz、S/N比は90dB、ヘッドフォン出力は15mW×2ch(16Ω)。 パソコンとの連携はUSB 2.0を利用する。スライド式のUSBコネクタを搭載しているため、ケーブルを用意することなくPCとの連携が可能。データストレージとして利用できるほか、USBストレージクラスに対応する。
また、オーディオ管理ソフト「iriver plus2」も同梱される。iriver plus2にはアナログ録音した音楽ファイルの波形を解析し、楽曲情報を自動的に付加できる「Music ID」機能も搭載する。対応OSはWindows 2000/XP。 FMチューナや、ボイスレコーディング、ライン録音機能を搭載。時計/アラーム機能を搭載し、アラームの設定やFM放送の予約録音などが行なえる。10モードのイコライザとカスタムEQ、SRS WOWなどを搭載する。 電源は内蔵リチウムポリマーで、最大15時間の連続再生が可能。外形寸法は58×27×14.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約29.8g。イヤフォンやネックストラップ、アームバンド、キャリーケース、USB延長ケーブルなどが付属する。 ■ T30 「iriverファンになじみの深いトライアングルデザインを採用した」というエントリークラスのオーディオプレーヤー。256/512MB、1GBモデルが用意され、256MBモデルは直販限定モデルとなる。 4行表示の液晶ディスプレイを搭載。再生対応フォーマットはMP3、WMA、OGG、ASFで、ビットレートはMP3/WMAが8~320kbps。OGGはQ1~Q10をサポートする。10モードのプリセットイコライザとカスタムEQに加え、SRS WOWも搭載する。 パソコンとの連携はUSB 2.0で、USBストレージクラスに対応する。ボイスレコーディングや、ライン録音機能も装備する。電源は単4アルカリ電池で、約20時間の連続駆動が可能となる。外形寸法は60×30.4×22.1mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約27g(本体のみ)。イヤフォンやUSBケーブル、ネックストラップ、アームバンド、キャリーケースなどが付属する。
□アイリバージャパンのホームページ (2005年6月29日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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