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三菱、デジタルチューナを省いた32/26型液晶「REAL」
-左右30度の「オートターン」が可能


左から26V型「LCD-R26MX5」、32V型「LCD-R32MX5」
9月1日発売

標準価格:オープンプライス


 三菱電機株式会社は、液晶テレビ「REALシリーズ」の新モデルとして、32V型と26V型の2モデルを9月1日に発売する。価格はいずれもオープンプライスだが、店頭予想価格は32V型の「LCD-R32MX5」が25万円前後、26V型の「LCD-R26MX5」が22万円前後の見込み。

 どちらのモデルも解像度1,366×768ドットの液晶パネルを採用。視野角は上下左右170度。異なるソースを2画面表示する機能や、画面メモ機能などを備えている。なお、チューナは地上アナログ放送のみの対応となっており、6月上旬よりデジタルチューナ搭載の32V型「LCD-H32MX5」と、26V型「LCD-H26MX5」が既に販売されている。

 ルネサス テクノロジと共同で開発した高画質化回路「Diamond Engine III」を内蔵。暗部のコントラスト表現力を高める「ダイナミックレベルエクスパンダー」や、斜め適応型IP変換機能、自然な輪郭強調を行なう「ダイナミックイメージプロセッサーII」、にじみのない発色を行なう「ナチュラルカラーマトリクスII」、残像を改善する「フィードフォワードドライブII」などで構成されている。

 また、リモコンでテレビの向きを左右約30度ずつ自動で振り向かせられる「オートターン機能」や、手動で画面を上下に各約5度調節できるチルト機能も装備。最適なポジションで視聴できるという。

 ほかにも、周囲の明るさを検知して輝度を調節し、消費電力を最大約50%カットする「明るさセンサー」を装備。音声面では聞き取り難い音域レベルを強調する「クリアトーン」、モノラルからステレオ放送へ切り替わった際の音量差を緩和する「ソフトトーン」、明瞭度をあげる「クッキリボイス」、チャンネルや入力ソースごとの音量レベルを揃える機能なども備えている。

 環境にも配慮しており、主電源をOFFにした際に電力を消費しない「ゼロW」設計を採用。リモコン操作待機時の消費電力も0.3Wに抑えている。入力端子はD4×2、D-Sub 15ピン×1、コンポジット/S映像×3を用意。音声出力も1系統備えるほか、6×12cmのフルレンジユニットを使った出力10W×2chのスピーカーも内蔵する。

 スタンドを含む外形寸法と重量は、32V型が82×37×64.5cm(幅×奥行き×高さ)で21kg。26V型が68.5×37×56.7cm(同)で18.8kg。リモコンが付属する。

□三菱電機のホームページ
http://www.mitsubishielectric.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2005/0729-b.htm
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(2005年7月29日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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