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オンキヨー株式会社は、薄型テレビなどを設置するAVラックに、フロント/センタースピーカーを埋め込んだ、ラック内蔵型シアターシステム「CB-SP1200X(S)」を発売する。また、同システムとの組み合わせを想定したリアスピーカーとサブウーファのセット「DHT-SR1(S)」も同日に発売する。発売日はどちらも11月24日。価格はCB-SP1200Xが52,500円、DHT-SR1が36,750円。
■ CB-SP1200X(S)
AVラックにスピーカーを内蔵した「AV GATE」の第2弾モデル。第1弾は2004年7月に発売した「CB-SP1200X」(73,500円)で、新モデルのCB-SP1200Xは低価格な普及型モデルと位置付けている。また、CB-SP1200Xのカラーリングはブラックだったが、CB-SP1200Xはシルバーカラーを採用している。 フロント/センター用の計3個のスピーカーを内蔵したAVラック。素材はスピーカーなどで使われるMDF材を使用し、バスレフ型。ラック全体をスピーカーシステムとして設計したという。また、フロントL/Rとセンタースピーカーは同一線上に配置されており、「理想的なセッティングを採用した」としている。 フロントとセンターで採用するユニットは同じだが、フロントは2ウェイ2スピーカー、センターはダブルウーファのバーチカルツインタイプで、2ウェイ3スピーカーとなっている。
ウーファユニットは8cm径のA-OMFウーファを採用。A-OMFは、OMF(Onkyo Micro Fiber)にPEN(ポリエチレンナフタレート)繊維の織布を合わせたもので、PENの持つ剛性や内部ロスを活かした成型により、高い即応性が特徴となっている。 ツイータは2cm径のネオバランスドーム型。超高域の再生にも対応しており、システム全体の再生周波数特性は、フロント/センターともに50Hz~100kHz。スリット型のバスレフダクトを採用している。
スピーカーターミナルはプッシュ式。外径寸法は1,200×450×430mm(幅×奥行き×高さ)、重量は28kg。
■ DHT-SR1(S)
6chアンプとデコーダを内蔵したサブウーファと、リア用のサテライトスピーカー×2で構成するシステム。なお、CB-SP1200と同時に発売されたDHT-SR1と同じものだが、CB-SP1200Xに合わせてカラーリングがシルバーになったモデル。 カラーリング以外の仕様はDHT-SR1と同じ。CB-SP1200Xとの組み合わせを想定しており、CB-SP1200Xのスピーカーもドライブ可能。合計5.1chスピーカーのシステムが完成する。 ドルビーデジタル/DTS/AACのデコードをサポート。ドルビープロロジック IIにも対応する。入力端子として、光デジタル音声入力×3、アナログ音声入力×1を備えている。 内蔵アンプは、フロント/センター/リアスピーカー用の15W×5ch(6Ω)と、サブウーファ用の25W(12Ω)。サブウーファの再生周波数範囲は40~150Hzで、16cm径のOMFユニットを採用する。本体部の外形寸法および重量は205×288×330mm(幅×奥行き×高さ)、9kg。
リアスピーカーはフルレンジユニットを採用した密閉型で、8cm径のクロスコットンOMFユニットを使用。定格インピーダンスは6Ω。外径寸法は85×112×120mm(幅×奥行き×高さ)、重量は0.6kg(1台)。
□オンキヨーのホームページ
(2005年9月28日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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