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株式会社東芝は、デジタルレコーダの新モデルとして、200GB HDDと地上アナログWチューナを搭載した「RD-XS38」と、DVDとVHSデッキの2 in 1レコーダ「D-VR3」の2モデルを12月上旬に発売する。価格はいずれもオープンプライスで、店頭予想価格はRD-XS38が85,000円前後、D-VR3が45,000円前後の見込み。
■RD-XS38
RD-XS37の後継モデル。HDD容量が160GBから200GBに増加。DVDドライブの書込み速度も高速化しており、DVD-R DLの4倍速書込みに対応するほか、DVD-R 16倍速、DVD-RAM 5倍速、DVD-RW 6倍速書込みにも対応。DVD-RへのVRモード録画や対応メディアへのCPRMコンテンツのムーブにも対応する。 チューナは地上アナログを2基、BSアナログを1基搭載。EPGは、iNETとADAMSに対応する「WEPG」を採用している。 主な機能は前モデルを踏襲しており、「おまかせ自動録画」、「番組追っかけ」、「スポーツ延長」、「ドラマ延長」機能を搭載。おまかせ自動録画は、キーワードを9セットまで設定でき、それぞれに2つ(and) + 1つ(not)のキーワードと、ジャンルや時間帯、チャンネルなども設定できる。また、おまかせ自動録画は専用フォルダに保存され、容量が不足すると古い順に削除される「自動削除」機能も装備している。 全国のユーザーがiNETで予約した番組の情報を集計し、ランキングや、自分の予約履歴を元にした番組のおすすめ機能、自分と好みが似ている人の予約履歴を元にした「みんなからのおすすめ」機能なども利用可能。 また、LPモードの録画解像度は引き続きD1(720×480ドット)に切り替えが可能。録画予約件数は最大64件。予約録画時には番組名をフォルダ名に設定できる。 Ethernet端子も備えており、デジタルチューナを搭載した上位モデルと同様に「ネットdeナビ2」機能を搭載。新たに「おまかせ自動録画」の設定がPCから行なえるようになったほか、番組表の絞込み設定、「おまかせ自動予約」のメール通知などに対応した。なお、フォルダ設定やタイトルのフォルダ入れ替えなども引き続きサポートしている。
入力端子は、S映像×3、コンポジット×3、アナログ音声×3、DV×1。出力端子は、D2×1、S映像×2、コンポジット×2、アナログ音声×2、光デジタル音声×1を装備。外形寸法は430×342×78mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は6kg。
■D-VR3 DVDレコーダとVHSデッキを一体化した2 in 1モデル。DVDドライブはDVD-R/RW/RAMの書込みに対応。DVD-RAMでの録画時には追っかけ再生機能が利用できる。カートリッジタイプのDVD-RAMにも対応。また、DVDとVHSの間で相互ダビングができる。 地上アナログチューナは1基のみで、DVDとVHSに異なる番組の2番組同時録画は行なえない。ネット機能は搭載しておらず、EPGにも非対応。録画予約にはGコードを利用。液晶付きのGコード対応リモコンが付属する。 入力端子はS映像、コンポジット、アナログ音声(RCA)を各2系統用意。出力はD2、S映像、コンポジットを1系統、アナログ音声(RCA)を2系統、同軸デジタル音声、光デジタル音声を各1系統備えている。外形寸法は430×318.5×89.5mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は5.5kg。
□東芝のホームページ
(2005年9月28日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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