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富士通日立プラズマディスプレイ株式会社は29日、業界初となるフルHD解像度の55V型PDPを開発したと発表した。2006年夏の供給開始を予定しているほか、10月4日から千葉の幕張メッセで開催される、「CEATEC JAPAN 2005」にて展示される。 1,920×1,080ドットのフルHD解像度を持つプラズマディスプレイパネル。フルHD解像度のPDPは、松下電器が65型パネルで世界で始めて実現。「TH-65PX500」として11月1日より発売する予定だが、55V型のフルHD解像度はFHPのパネルが初となる。 輝度は1,000cd/m2で、コントラスト比は5,000:1。リブ・電極形状、放電ガス組成を新たに設計することで、フルHD化に伴う輝度や発光効率の低下を改善した。
さらに、従来比1.3倍という高速駆動処理を採用。新開発のコントラスト駆動(フルブラック駆動)技術により、背景輝度を大幅に低減し、コントラストを高めている。
□FHPのホームページ
(2005年9月29日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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