|
株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)は3日、携帯ゲーム機「PSP」(プレイステーション・ポータブル)の最新ファームウェア、バージョン2.01を公開した。 同バージョンではシステムソフトウェアのセキュリティ上の脆弱性が改善している。脆弱性の詳しい内容は非公開となっているが、9月26日にデンマークのSecuniaが警告した、フォトビューア機能に関するバッファオーバーフローの脆弱性も改善されているという。 なおインターネット上で、この脆弱性を利用した、システムソフトウェアのバージョン2.0をバージョン1.5へダウングレードするツールが公開されているが、これについての対策の意味も含まれていると推測される。 SCEIでは「PSPを対象にした様々なプログラムがインターネットなどで公開されているが、SCEIのアップデートサーバーから正規の方法で取得したアップデートファイル以外のデータを適用・実行すると保証が受けられなくなるので、くれぐれも使用しないで欲しい」としている。 アップデート方法は、PSP本体のネットワークアップデート機能を使って、無線LAN経由でアップデートを行なう方法と、PCでアップデータをダウンロードし、メモリースティックDuoに保存、PSPに読み込ませてアップデートする方法の2種類が選択できる。また、最新のUMDソフトに収録されたアップデータからのアップデートも行なえる。
なお、無線LAN経由でアップデートを行なう際も、ファイルを保存するためのメモリースティックDuoが本体に挿入しておかなければならない。さらに、アップデートを行なう際はACアダプタも必要となる。
□ソニー・コンピュータエンタテインメントのホームページ
(2005年10月3日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c)2005 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|