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株式会社アイ・オー・データ機器は、デジタル放送をi.LINK経由でストリーム記録するHDDユニット「Rec-POT F」シリーズの160GB HDDモデル「HVR-HD160F」を10月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は44,800円。 地上/BSデジタルハイビジョンなどのデジタル放送をi.LINK経由でストリーム記録するHDDユニット。9月に発売された250GBモデル「HVR-HD250F」(直販価格59,800円)とHDD容量以外の仕様は同じ。250GBモデルの発表時、下位モデルについては市場の反応を見ながら検討するとしていたが、「価格面でもアピールし、新たなユーザーを獲得したい」としている。松下製のAV専用HDD「AV HDD」の160GBモデルを内蔵する。 デジタル放送の著作権保護機能「DTCP」に対応し、コピーワンスコンテンツのムーブにも対応。また、簡易編集機能(プレイリスト作成機能)も搭載。コンテンツの一覧画面から、リモコンの「番組編集」ボタンを押すと、編集メニューが表示される。早送り/巻き戻し機能を利用して、CMと番組本編の境目などでIN/OUT点を指定し、1つのコンテンツでプレイリストとしてシーンを最大10個まで登録できる。編集はGOP単位。 登録後に同コンテンツを再生すると、指定した部分のシーンだけを連続再生する。ただし、カット編集機能などは備えておらず、録画データの容量は不変。あくまでプレイリスト作成・再生となる。また、チャプタとも異なるため、プレイリスト再生時に次のシーンへジャンプすることはできず、早送り/巻き戻しのみが利用できる。 本体で直接ファイルを編集することはできないが、プレイリスト単位でのムーブに対応。i.LINK経由で接続したD-VHSデッキや他のRec-POTなどへ、プレイリストで選択した部分のみをムーブすることで、任意のシーンのみを繋げた録画データを作ることはできる。その際、選択しなかったシーンはRec-POT Fの中に残る。
そのほか、「D-VHS互換モード」と、ソニー製チューナ対応の「DISCモード」もサポート。BML(Broadcast Markup Laguage)を使用したOSDメニューを実装しており、D-VHS互換モード時でメニュー画面から簡易編集を含む、各種操作が行なえる。 入出力端子としてi.LINKを2系統用意。外形寸法は280×204×35mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.9kg。 □アイ・オー・データのホームページ (2005年10月12日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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