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株式会社スクウェア・エニックスは12日、9月14日に発売したDVD「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」のDVDとUMDビデオを合わせた出荷枚数が、発売から3週間で70万枚を突破したと発表した。 「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」は、プレイステーション用のゲームソフトとして‘97年1月に発売された「ファイナルファンタジーVII」の続編。ゲームではなく、フル3DCGの映像作品となっておりDVDは通常版(4,800円)と、予約限定の特別版「DVD アドベント ピーシーズ:リミテッド」(29,500円)を用意。UMD版は同日に4,800円で発売された。 同社によれば、特別版は予約完売。通常版の初回限定パッケージ版(4,800円)も即日完売したほか、通常版とUMD版も好調な売れ行きで、発売後3週間で70万枚を出荷したという。ただし、DVDとUMDビデオの内訳については公表できないとしている。 同社は「ハリウッド映画並みのセールスであり、劇場興行を実施していない映像作品がこれ程のセールスを記録することは極めて稀」と説明。その理由について「ヴェネチア国際映画祭への2年連続出品や、ジャパンプレミアなどを通じて、本作品が多くのユーザーの注目を支持を集めた」と分析している。 また、今後の展開としては、10月にカナダで開催されるモントリオール映画祭や、スペインのカタルーニャ映画祭にも出品を予定している。
今回の記録について、橋本真司プロデューサーは「日本発のフルCG映像作品が、お膝元である日本のユーザーに受け入れられた意味は大きい。今後、リリースが予定されている米国、欧州でも非常に期待が高まっていることを実感している。日本での成功に続き、より大きな成果を狙っていきたい」とのコメントを発表した。
□スクウェア・エニックスのホームページ
(2005年10月12日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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