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PSPの「ロケーションフリー」対応ファームウェアが公開
-外出先でPSPからテレビ視聴が可能に


10月13日公開


PSP

 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)は13日、携帯ゲーム機「PSP」(プレイステーション・ポータブル)の最新ファームウェア、バージョン2.50を公開した。

 同バージョンでは、新たに「ロケーションフリープレーヤー」を搭載。10月1日より発売されている“ロケーションフリー”チューナの「LF-PK1」のテレビ/ビデオ入力映像をインターネットを介して、PSPで表示可能とした。


ロケーションフリープレーヤーを追加

 従来LF-PK1では、専用のPC用ソフト「LFA-PC2」を使ったワイヤレス視聴に対応していたが、新PSPファームにより、外出先で自宅で受信したテレビ放送やハイブリッドレコーダ内のコンテンツをPSPで視聴可能となる。

 なお、LF-PK1を外出先から利用するためには、自宅などの設置環境にブロードバンド回線が必須となるほか、高画質での視聴には光ファイバーなどの高速なインターネット接続環境が必要。

 そのほかのアップデート内容は以下の通り。

  • [インターネットブラウザ]の[文字エンコード]に[自動選択]と[Unicode(UTF-8)]を追加
  • [インターネットブラウザ]の[文字サイズ]と[表示モード]の設定が保存可能になった
  • [インターネットブラウザ]でフォームの入力履歴保存に対応
  • 動画配信サービスなどで提供される著作権保護機能に対応した動画再生が可能になった
     (メモリースティック デュオに保存された動画)
  • [日付と時刻設定]に[インターネット経由で設定する]を追加
  • [ネットワーク設定]のセキュリティ方式に[WPA-PSK(AES)]を追加しました。
  • キーボードでの韓国語入力に対応

 アップデート方法は、PSP本体のネットワークアップデート機能を使って、無線LAN経由でアップデートを行なう方法と、PCでアップデータをダウンロードし、メモリースティックDuoに保存、PSPに読み込ませてアップデートする方法の2種類が選択できる。また、最新のUMDソフトに収録されたアップデータからのアップデートも行なえる。

LF-PK1もファームウェア更新が必要に

 なお、無線LAN経由でアップデートを行なう際も、ファイルを保存するためのメモリースティックDuoが本体に挿入しておかなければならない。さらに、アップデートを行なう際はACアダプタも必要となる。

 なお、PSP対応にあたり、「LF-PK1」も最新ファームウェア Ver.2.00が公開された。PSPでのロケーションフリー利用には同ファームの適用が必要となる。更新内容は以下の通り。

  • PSPでロケーションフリープレイヤーが楽しめるようになる
  • UPnP動作確認済みルーターの機種を追加

□ソニー・コンピュータエンタテインメントのホームページ
http://www.scei.co.jp/
□ダウンロードページ
http://www.playstation.jp/psp/update/ud_01.html
□ロケーションフリープレーヤーPSP向けページ
http://www.sony.jp/products/Consumer/locationfree/PSP/index.html
□関連記事
【10月3日】SCEI、PSPのファームをVer.2.01にアップデート
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20051007/dev131.htm
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-ノートPCで外出先から自宅のTV/コンテンツを視聴
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050905/sony.htm

(2005年10月13日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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