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オンキヨー、ギターアコースティックスピーカーの発売日を決定
-ギターと同じマホガニー材・製造法を採用


12月5日発売

標準価格:168,000円(ペア)


 オンキヨー株式会社は、ギターと同じ構造のエンクロージャを採用したギターアコースティック・スピーカー「D-TK10」を12月5日に発売する。価格はペアで168,000円。当初月産予定数は50台。

 楽器メーカーの高峰楽器製作所と共同開発したオーディオ用スピーカー。開発表明を8月に行ない、発表当時は12月発売で価格が15万円~20万円台としていたが、発売が12月5日に、価格が168,000円(ペア)にそれぞれ決定した。

 最大の特徴は、通常はギターに使用される板材の中から、響きの豊かなマホガニー材をエンクロージャに採用したこと。側板は3.5mm厚の単板、胴部は3mm厚の積層合板で構成。木材の選別や湿度・温度の管理、加工、組立て、塗装は高峰楽器が担当。ギターとまったく同じ製法を採用することで、楽器と同様の響きを活かすことに成功したという。

「Hi-End Show Tokyo 2005」で展示された試作機

 また、ギターの音色を調整するために用いる力木技術をスピーカーに応用した「タカミネ・アコースティック・ボイシング・テクノロジー」を開発。エンクロージャ全体の振動をコントロールすることで、生々しい音色を再現したとしている。

 2ウェイのブックシェルフ型となっており、ウーファユニットにはオンキヨー独自のNew A-OMF振動板を採用した10cm径コーンユニットを採用。ボイスコイルは38mm径で、力強い中低域再生が行なえる。3cm径のツイータは、新設計のアルミイコライザを装備したリング型振動板を搭載する。

 エンクロージャはバスレフ型で、スリット型のダクトを採用。ネットワークには独WIMA製コンデンサを使用。スピーカーターミナルには金メッキ処理が施されており、バナナプラグにも対応する。

 再生周波数特性は50Hz~100kHz。インピーダンスは4Ω。外形寸法は133×220×276mm(幅×奥行き×高さ)。重量は2.9kg。

□オンキヨーのホームページ
http://www.onkyo.com/jp/
□ニュースリリース
http://www2.onkyo.com/jp/what/news.nsf/view/20051014d_tk10?OpenDocument
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(2005年10月14日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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