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株式会社東芝は、1.8型HDDを内蔵したポータブルオーディオプレーヤー「gigabeat Xシリーズ」に、20GB搭載の「gigabeat X20(MEGX20)」と、60GBの「gigabeat X60(MEGX60)」の2モデルを追加。11月17日に発売する。価格はどちらもオープンプライスで、直販価格はX20が33,000円、X60が45,000円。 カラーバリエーションはX20がピアノブラック(K)、ピュアホワイト(W)、クリムゾンレッド(R)の3色を用意。同カラーはX30と共通。X60はピアノブラック(K)のみとなっている。
「gigabeat」シリーズの新モデルは、1.8型30GB HDD搭載の「X30」が9月に発売されており、今回発表された2モデルは同モデルの下位/上位モデルになる。これまでのgigabeat Fシリーズとの最大の違いは、筐体サイズが容積比で約20%小型化したこと。十字型タッチセンサーやデザインコンセプトは踏襲している。 X20の外形寸法と重量はX30と同じで、99.3×59.3×14.5mm(縦×横×厚さ)、約134g。なお、X60のHDDは垂直記録型ではないため、X20より3mm厚くなっており99.3×59.3×17.5mm(同)。重量は約147gと約13g重い。
そのほかの仕様はX30と同じで、2.4型、解像度320×240ドットの液晶ディスプレイを搭載。26万色相当の表示に対応する。静止画の表示・管理機能を備えており、EXIFの撮影日付情報から、日付別のアルバムやフォルダを自動作成する機能を備える。また、任意の静止画を、音楽再生中に連続表示するプレイリスト(スライドショー)機能も搭載する。 専用ソフト「gigabeat room Ver.3.0」を同梱。静止画と音楽機能を手軽に切り替えられるタブ切り替えに対応。静止画の転送操作を簡易化したほか、ワンクリック操作で音楽CDをプレーヤーに転送できる「RipRec」も継承。今回のバージョンから転送と同時にPCにも保存できるようになった。また、GracenoteのMusic IDやGracenote PLAYLISTも引き続きサポートしている。 再生対応フォーマットはWMA(DRM対応)/MP3/WAV。オプションのクレードル(MEGBCS15)を経由することで、DRM 10にも対応する。ビットレートは16~320kbpsをサポート。音質面ではSRS WOWを含む33種類のイコライザが利用できる。PCとの接続はUSB 2.0を利用し、マスストレージクラスに対応。対応OSはWindows 2000/XP。
電源は内蔵のリチウムイオン充電池を使用。連続再生時間は約16時間。ACアダプタ、ヘッドフォン、USBケーブルなどを同梱する。また、オプションでワイヤードリモコン(MEGWRC12)も用意する。
□東芝のホームページ
(2005年10月19日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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