◇ 最新ニュース ◇
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【Watch記事検索】
HP、BDAにPCへのセキュアなコピーやiHDサポートを提案
-PC上の機能はHD DVDとほぼ同等に


10月19日発表(現地時間)


 米Hewlett-Packard(HP)は19日(現地時間)、Blu-ray Discを推進するBlu-ray Disc Association(BDA)に2つの新技術を導入を提案したと発表した。

10月6日のCEATEC講演ではMSのHD DVD支持理由としてMandatory Managed Copyが挙げられた

 HPがBDAに提案したのは、「mandatory Managed Copy」と「iHD」の2つ。mandatory Managed Copy(MMC)は、家庭内でのネットワーク環境におけるセキュアなストリーミング再生や、HDDへのコピーをサポートする機能。iHDはMicrosoftによるインタラクティブ機能で、いずれもHD DVDでは標準機能として搭載される。

 Managed CopyについてはBlu-rayとHD DVDで採用される著作権保護技術「AACS」の機能として用意されているが、同機能を「必須(Mandatory)」と位置づけているのはHD DVDのみ。CEATECでHD DVD支持について説明したMicrosoftのWindows Client Division Worldwide Media StandardsのPatrick GriffisシニアディレクターもHD DVDサポートの理由のひとつとして「Mandatoryであること」を挙げていた。

 また、iHDはMicrosoftが中心となり規格化され、次世代OSのWindows Vistaでもサポートが予定されている。HPの今回の提案は9月のMicrosoftとIntelの2社によるHD DVD支持表明を受け、それらの機能をBDでも実現しようというもの。HPでは、「次世代ディスクへの移行で、競合するフォーマットの選択を消費者に強いないようにしたい」とし、MMCとiHDのサポート提案の理由を説明している。

□HPのホームページ(英文)
http://www.hp.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.hp.com/hpinfo/newsroom/press/2005/051019b.html
□Blu-ray Disc Associationのホームページ(英文)
http://www.blu-raydisc.com/
□関連記事
【10月5日】【HD DVD基調講演】「現実的な回答はHD DVD」
~書換型は新「HD DVD-RR」に。Micorsoftも強力支援~
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20051005/ceatec09.htm
【9月30日】BDA、MS/IntelのHD DVD支持理由が不正確と指摘
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050930/bda.htm
【9月27日】MicrosoftとIntelがHD DVD支持を表明
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050927/hddvd.htm

(2005年10月20日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


00
00  AV Watchホームページ  00
00

Copyright (c)2005 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.