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米Hewlett-Packard(HP)は19日(現地時間)、Blu-ray Discを推進するBlu-ray Disc Association(BDA)に2つの新技術を導入を提案したと発表した。
HPがBDAに提案したのは、「mandatory Managed Copy」と「iHD」の2つ。mandatory Managed Copy(MMC)は、家庭内でのネットワーク環境におけるセキュアなストリーミング再生や、HDDへのコピーをサポートする機能。iHDはMicrosoftによるインタラクティブ機能で、いずれもHD DVDでは標準機能として搭載される。 Managed CopyについてはBlu-rayとHD DVDで採用される著作権保護技術「AACS」の機能として用意されているが、同機能を「必須(Mandatory)」と位置づけているのはHD DVDのみ。CEATECでHD DVD支持について説明したMicrosoftのWindows Client Division Worldwide Media StandardsのPatrick GriffisシニアディレクターもHD DVDサポートの理由のひとつとして「Mandatoryであること」を挙げていた。 また、iHDはMicrosoftが中心となり規格化され、次世代OSのWindows Vistaでもサポートが予定されている。HPの今回の提案は9月のMicrosoftとIntelの2社によるHD DVD支持表明を受け、それらの機能をBDでも実現しようというもの。HPでは、「次世代ディスクへの移行で、競合するフォーマットの選択を消費者に強いないようにしたい」とし、MMCとiHDのサポート提案の理由を説明している。 □HPのホームページ(英文) (2005年10月20日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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