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ベンキュー ジャパン株式会社(BenQ)は、ポータブルDLPプロジェクタ「MP610」を10月下旬に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は79,800円の見込み。 2月に発売した「PB6110」(標準価格148,000円)の後継機で、800×600ドットのDMDを搭載する単板DLPプロジェクタ。輝度が1,500ルーメンから2,000ルーメンに向上し、「同価格帯クラス最高レベル」(同社)としている。コントラスト比は2,000:1。 カラーホイールにも、従来のRGB+白の4セグメントに、独自の黄色セグメントを追加した、新開発の5セグメントカラーホイールを採用。「パステルカラーの忠実な色再現を実現した」という。また、sRGBにも準拠している。 9種類の投影モードを搭載。ランプは200Wで、最長寿命4,000時間を実現している。また、2つの大型ファンを低速で回転させることにより、動作中の運転音を、25dB(エコノミーモード時)/29dB(ノーマルモード)まで低減。さらに、使用後の冷却に必要な時間を3分の1まで短縮した、「クイッククーリング機能」も搭載する。 レンズは1.15倍手動ズームで、55インチの投写距離は2m。映像入力は、ミニD-Sub15ピン、S映像、コンポジットを各1系統装備。USBマウスコネクタも搭載しているほか、出力2Wのスピーカーを内蔵している。外形寸法は291×234×94mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.7kg、消費電力は最大305W。
□BenQのホームページ
(2005年10月25日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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