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株式会社東芝は、ハイブリッドレコーダのハイエンドモデル「RD-X6」をベースに、HDDを1TBに増量した「RD-T1」を追加する。受注生産モデルとなっており、予約は家電量販店、および東芝ストア、直販サイト「Shop 1048(トウシバ)」で受け付ける。価格はオープンプライスで、直販価格は228,000円。 12月6日の午前10時から予約の受付を開始。受付期間は12月31日までとなっている。なお、出荷は12月下旬より順次開始する。RD-X6の600GB HDDを、1TBに増強したモデル。X6(オープンプライス)のShop 1048での価格は178,000円で、直販価格の差は5万円となっている。 同社は「コアなRDユーザーを対象としたモデル」と説明。予約期間は12月31日までだが「反響によって再販も検討する可能性もある。しかし、価格が高価なこともあり、今後の展開は需要や予約状況を見極めて考えたい」としている。 HDD容量以外の仕様はX6と同じで、付属のリモコンにはジョグダイヤルは備えていない。地上/BS/110度CSデジタルチューナと、地上波ダブルチューナを搭載し、デジタルとアナログ、またはアナログとアナログのW録(ダブロク)が可能。デジタル放送のW録には対応していない。 ハイビジョン向けの新チップセットや、16:9サイズのGUIなどを採用した「RDエンジンHD」を採用。 3D DNRと3D Y/C分離回路を併用可能にした「デュアル三次元プロセス回路」や、再生回路用に148MHz動作のオーバーサンプリングHD対応のビデオエンコーダを搭載。さらに、HDMI端子を備え、D4対応のアップスケーラを用意するほか、ダウンコンバート回路の高画質化なども行なっている。 DVDドライブはDVD-R DL記録に対応。デジタル放送の録画では、MPEG-2 TSをそのままHDDにストリーム記録できる「TSモード」や、MEPG-2エンコーダにより圧縮してHDDやDVDに記録できる「VRモード」を用意。デジタル放送のTSモード録画とアナログ放送の同時録画が行なえるほか、2基のMPEGエンコーダにより地上アナログ放送の2番組同時録画にも対応する。GRTも2基搭載。 「おまかせ自動録画」機能も備え、「シリーズ予約」や「お気に入り予約」が可能。「おすすめサービス」も利用できる。また、DLNAのサーバー機能も備えており、同社の液晶テレビface「Z1000」や、AVパソコン「Qosmio F20」などのDLNAクライアントから、LAN経由でT1上の録画コンテンツにアクセスして再生できる。ただし、コピーワンス番組の配信はできない。
本体入力端子は、D1を1系統、S映像/コンポジット/アナログ音声を各3系統、DVが1系統。出力端子はHDMI、D4、コンポーネント、光デジタル音声、同軸デジタル音声を各1系統、S映像、コンポジット、アナログ音声を各2系統装備。i.LINK(TS)、スカパー! 連動端子、LAN端子、電話回線端子なども搭載。外形寸法は430×343×83mm(幅×奥行き×高さ)、重量は7.2kg。
□東芝のホームページ
(2005年12月5日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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